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邦画2本、『桐島、部活やめるってよ』と『黄金を抱いて翔べ』

kage

2013/05/02 (Thu)

fhou22012081706_1_thum500.jpg DVDレンタルで直近で見た2本です。初め『桐島・・』貸し出し中で、『黄金・』を借りて、返しに行ったら、『桐島・』があり借りたというところです。

 2本とも大変良かったです。その”良かった”も相当レベルが高い。『黄金・』に主に話を割きたいので、先に『桐島・』行きます。

●桐島、部活やめるってよ

 評判通り、いい作品ですね。各俳優、演出にソツがない。上手さを感じさせないほど自然。神木くんも魅せるが、神木くんが特出してないのも高評価です。

 まあ、高評価のいろいろは、他の方がブログ等でおっしゃられているので、ここでは、筆者(fanta)なりに気になったところを・・。

 神木くんが(意図せず?)オネエ走りになるシーン(ネットでは「オカマ走り」と言われてる)は、話の中身としては違和感ありですね。演出でああしたとはとても思えません。

 もしくは”イケてない男子”の走りを演じたらああなっちゃった? 地が出ちゃったってのがホントのところじゃないだろか? 神木くん・・。

 この作品、fantaも手放しでお勧め。次の1行、バレても問題ないネタバレあります。
 本作観賞当初から、”桐島”という人物は、最後まで”役としては登場しない”ってことを知って見た方がよろしいと思います。その方がこの作品の本質を楽しめると思う。

 「桐島、部活やめるってよ」という情報から広がる小さな波紋、大きな波紋、その波紋が間接的に引き起こす心の揺れのリアリティですよ。

●黄金を抱いて翔べ

 妻夫木、浅野、溝端、桐谷、チャンミン(東方神起)、西田が、金塊強盗を企てる話。予告編のイメージとは全然違います。暗いすさんだ話です。それがとても良かったです。

 後でネットの評で知ったのですが、チャンミン演じるモモと妻夫木演じる幸田との間に原作では同性愛的な心情があるとかないとか・・。映画でもこの2人のシーンはとても色っぽいです。

fhou1img_1040434_44431879_0.jpg さて、他の人もどんな高評価をしているだろうとyahoo映評を見たらビックリ! ★ひとつの罵詈雑言ばかり。それに反発して筆者(fanta)は、思わずyahooレビューを書きましたよ。それはこれ。
 まあ、この作品についてfantaが言いたいことは、yahooに書いたので、ここでは言いません。

 が、ここまで、この傑作(あえて傑作と言います)が叩かれる訳は何なんだろう? 確かに話は分かりにくく、予告とイメージ違うなど、鑑賞者の期待を裏切る要素は有るが、目についたのは、井筒監督への誹謗中傷だよな。

 fantaが学生時代、井筒監督がピンクの時代、セカンドだかサードだかの助監督の話がfantaに来て、『そんなもんたまらんわ』と思っていたfantaは、友人(ノンケ)にその話を廻しちゃったんですよね。

 友人はその話を受け、井筒監督の助監督の現場を体験・・。相当非道なことをされたとのことで、後で文句タラタラでしたね、友人。

 その後、井筒監督は公共物器物破損(つまり街で暴れた)だかで逮捕。とにかく紳士じゃない訳よ。その後、不注意でキャストを死なせてしまい、裁判、賠償金。在日系の映画製作会社からの支援、その会社の破産。並行してTVで吠える。まあ簡単に言えばヤクザな人、ヤクザな半生。そういうもんなのさ映画製作って。基本的には。

 ここまで鑑賞者に攻撃されるのは、まあ簡単に言えば人徳が無いってことなんだと考えるしかない。

 そういうヤクザに『ヤクザだ!ヤクザだ!』ってなに騒いでるんだろう?って感じですよ。集団芸術である作品は傑作じゃないか? 作品はそれが全てだろうよ。

写真は、『桐島、部活やめるってよ』と『黄金を抱いて翔べ』。

スウェーデン その6 ストックホルム・空港に着いてからホテルまで.

kage

2013/04/23 (Tue)

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ストックホルム(アーランダ)空港にある少年像
 スウェーデン記事、第6弾です。まず2002年当時の筆者(fanta)の記事をそのまま、後述で現在(2013年)の感想を言います。

 今回は【エピソード】として載せた記事ですね。長いですが全文、そのまま出します。

■もしかして行き倒れ!?
 行き倒れってのはおおげさですね。ただ、久々にバックパッカー(放浪旅行)ノリのスリルを味わったってこと。ストックホルムでは事前にホテルの予約をしていませんでした。というのも、ガイドブックに書いてある空港のインフォメーションで、ホテル紹介してもらえばいいやと考えていたわけ。ストックホルムの空港に着くのも午後4時頃だし、時間があるから何とかなるだろうと思っていたのです。

 ところが、天候の影響で飛行機の到着が大幅に遅れ、その上、預けていた荷物がなかなか出てこない(他の乗客も同様)。何だかんだで空港インフォメーションに着いたのがもう午後7時頃。さらに、空港インフォメーションが言うには、ストックホルム(アーランダ)空港では、ホテル紹介サービスの窓口は無いと言う(情報が違う!)。

 そして、頼みのホテル紹介センターは、電車で30分の中央駅にあると言う。そこは夜8時で閉まっちゃうから、早く!急いで!ってことで、慌てて荷物ガラガラ引いて電車飛び乗って、中央駅へ。

 ところが、不案内な初めての場所で探し当てた『中央駅ホテル紹介センター』は18時まで(情報が違う!)。未知の場所で途方に暮れた! 歩いて探すしかないと思い(ボディランゲージのできない電話の会話は不得手。そもそも電話のかけ方、分からない)、ガラガラ荷物引いて、取りあえず外へ。

 そしたら、上野みたいな雑然とした街。なんじゃこりゃ? 人の雰囲気も上野。なんかちょっと怖い。すぐ目の前に高級ホテルがあったが、一泊3万円ぐらいする(足もと見てる)。疲れてるし不安だし面倒だし、泊まっちゃおーかなって思ったけど、ガイドブックの隅に書いてある1泊1万円の中級ホテルを探すことにした。ガラガラ荷物引いて迷いながら1時間ぐらい歩いたかな?人にも訊いたし。もう時間も10時近い。ホテルに行ったはいいが、部屋がいっぱいだったらどうしよう…などと思いましたね。

 やっと見つけた繁華街にある中級ホテル。「泊まれますか?予約無しですが…」って訊いたら部屋あった。ハァ~良かった。部屋に入ったら、何てことない狭いビジネスホテルの一室。ベッドなんて日本のより小さいや。窓からの景色はビルの谷間。なんかガッカリだけど、とにかくホッとした。明日はホテルを変えよう。

******** 2013年の感想。

 まあ、上記のとおりなんですが、そもそも先進国と思っていたスウェーデンの一番の都市、ストックホルムの空港に『ホテル案内所』が無いってことが驚きだワ(今はどうか知らないけど)。それと日本のガイドブックには、『有る』と書いてある。その情報の差にも振り回された(ガイドブックは必ずしも正しいとは限らない。ネットの情報もしかり)。

 時系列ちょっと戻るけど、荷物か戻らないバゲッジのところ(なんて言うんですかね、あのスペース)、あのガラガラ荷物無しで廻ってr、乗客の人々が、ジーっと見つめてる様は、いやーな時間ですよね。ここの光景は良く覚えています。中華系の顔をした乗客が、空港係員と対面して何か相談してるようなんだけど、係員が「あなたは英語を分からないんですか?」と言っていて、中国系の人がキョトンとしていた光景が印象深い。

 荷物を受け取り、税関素通りしようとして、fantaはオーケーだったけど、後ろのやさぐれた白人にいちゃんは、「ちょっとあなたこっちへ」と部屋に連れてかれたね。

 まあ空港ってとこは、どの国でもとてもじゃないけど快適なところとはfantaは思わない。大きなショッピング街がある空港だって、「金使え!金使え!」って言われてるようなもんで、疲れている上に、やることが細々とあって、リラックスなんてできやしない。
 そんな状態で、ホテルが決まってないまま、外に出たわけです。

 空港の外の案内所で、「予約はしなかったんですか?」と受付のおばちゃんに軽く驚かれたよ。そういうもんかね?
 まあ、そのおばちゃん、親切で、ストックホルムの駅のホテル案内所の地図書いてくれました(それでfantaの後ろに列ができちゃった)。

 ストックホルムの駅に着いて、近くの男性に手書き地図を見せて「ここはどこでしょうか?」と訊いて親切に教えてくれました。結局は、閉まってたんだけどね。

 しょうがないので上記のとおり、ぶっつけで徒歩でホテルですよ。途中、お水系のお姉さん2人にキャピキャピと教えてもらった。とにかく親切でしたよ。余裕があるというか。この日はいろいろ覚えていますね。

写真は、ストックホルム(アーランダ)空港にある少年像(帰りにfanta撮影)。

取りあえずこちらに置くことにしましょう。YouTubeから

kage

2013/04/14 (Sun)



現状を反映している夢の話(飛ばしちゃってください)

kage

2013/04/12 (Fri)

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ギャラリー別館に『ロンドン全裸自転車大漁!』を書きました。
当『ファンタサイケダイアリー』の記事とは直接関係ありません。
 当『ファンタサイケダイアリー』には、なるべく書いてても読んでも面白い話を書きたいのはやまやまなのですが、現実、面白いことがそうそうあるものではなく、今回も夢の話になります。fantaが今、現実に直面していることが反映された夢でしたので、fanta個人の記録(ダイアリー)ってことで、書くことにしました。夢の話をまず全部して、後で現実と対比させます。まあ夢ですので、飛ばしちゃってください。

********** 以下、夢の中

 fantaが20年前に勤めていた制作会社S社を訪ねる。S社は移転して新しくなっている。
新しい女社長がフロアで出迎えてくれる。「あらぁ~**さん(fantaのこと)、お久しぶり、元気だったぁ?」などと言う。
「社長も全然変わりませんね?70才過ぎてられるのにお綺麗で・・」てなことを言う。
息子の副社長が現場から帰ってくる。
「**さん、丁度良かった!今日優勝したんだよ!」(現実には”優勝”など”何のことやら?”です)。

ラテン風の体格のいいスタッフにfantaが「ああ、マイク!君、まだいたんだ!」とマイクと抱擁。
S社ではフロアに並んで横並びアパートのように社員寮が並んでいて、ルームシェアしているらしい。他のスタッフが出入りしているのが見える。

「どうして今日は?」などと誰かが訊くので、「これを見つけたんで、これS社の物でしょ。持って来たんだよ」とfanta。
その物は、ガラス細工の折りヅル(?????)。

また別のイケメンスタッフの顔をマジマジと見るfanta。薄っすら無精ひげが色っぽく映る。
『20年経つのに全然変わってないな綺麗だな、凄い奴だな』などと思う。

『良い環境だな。この会社に戻りたいな』と思うfanta。
外に出て、再び女社長が、「**さん、最近どうしてるの?どこから来たの?」と訊くので、
「いや、うちがすぐ近く(そっちの方向を示す)なんで(S社移転で)気軽に来ましたよ。だって歩いて来れますから・・」とfantaが言った途端、『あ!ここはF市だ、歩いて来れないワ』と思い、目が覚めた。

********** 以上、、夢の話終わり。

 相当、現実が反映されている夢で、fantaの心情が表れてる。現実と一致するのは以下の点。

 ・S社 20年前にfantaが数年居た会社で、最近F市に移転した(多分規模縮小)。
 ・女社長 20年前のご主人の社長が亡くなったので、現在は妻であった女社長。現在70近い。
 ・息子の副社長 20年前は高校生でfantaと仲が良かった。
 ・fantaのうちからS社までは車で1時間(歩いて行かれない)

 現実では無く、夢の中の創作であろうことは以下の点。

 ・ラテン風のマイクという人物は知らない。
 ・fantaは抱擁などしない。
 ・イケメンスタッフは未知の人物。
 ・社員寮なんてある訳がない(と思う)。

 どうしてこういう夢を見たのかと言うと、理由はハッキリしてますね。
 fantaが再就職を考える機会があり、働きやすかったS社が雇用してくれれば楽だなという上っ面な願望ですよ。
 現実問題、今の社会状況はS社に余裕を無くしているはずだし、良い環境でない可能性が高い。そもそも20年のブランクと年齢が通用するかどうか(けっこう通用するかもと思ってるんですけどね、実は)。

写真は、本文とは全く関係ありません。

ゲイを告白した元選手、「サッカー界でのカミングアウトは不可能」

kage

2013/04/02 (Tue)

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 深刻な話題なんで、正直、あまり取り上げたくないんだけど、『サッカー選手』というのが珍しいのと、現実を直視すべきということで取り上げます。

 まずはニュースの内容を抜粋します(ニュース元ネタはそのうち消えてしまいますからね)。

*********** AFP/BB News
2013年03月30日 17:46 発信地:ロンドン/英国
ゲイを告白した元選手、「サッカー界でのカミングアウトは不可能」
元ニュースはこちら

以下、元ニュースは長いので、抜粋しています。

【3月30日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)を退団した後、自身が同性愛者であることを告白した元サッカー米国代表のロビー・ロジャース(Robbie Rodgers)氏が、荒々しい男らしさが求められるサッカー界で、選手がゲイであることを公にすることは「不可能」だと語った。

 25歳のロジャース氏は、今年1月にクラブと双方合意の上でリーズを退団。その数週間後、自身のウェブサイト上で自分がゲイであるということを告白し、ジャスティン・ファシャヌ(Justin Fashanu)についで、イングランドのプロサッカー選手としては史上2人目のセクシャリティを公言した同性愛者となった。

 カミングアウト後初めてのインタビューに応じたロジャース氏は、選手同士で残酷な内容の冗談を言いあったりすることがあるロッカールームはゲイの選手にとっては居心地の悪い場所だと 英紙ガーディアン(The Guardian)に話した。

「サッカー界でゲイを公言することは明らかに不可能です。誰もカミングアウトしない。これはおかしいことだし、悲しいこと。サッカーは素晴らしいスポーツですが、同時に残酷なスポーツでもあります。そこにゲイという要素が融合できる場所はありません」

以下、略
************

 以下、筆者(fanta、当『ファンタサイケダイアリー』の執筆者)の感想です。

 そりゃ難しいと思いますよ。場所によりますよね。スポーツだったら個人競技なら生きやすいと思うけど、団体競技のチームプレイで、セクシャリティが違っちゃうと、それこそ男女混合プレイみたいになっちゃって、やり辛いと端から見てても思うよね。

 ロジャース氏がおっしゃっていることは、よく分かるし、辛いわな。辞めてカミングアウトというのも、『言いたいことを言う!』という姿勢も分かる。分かるけど、つまりこれは、サッカーとゲイは両立しないってことをハッキリ言ってる(少なくともロジャース氏はできなかった)ってことだよね。なんの問題解決にもなってない。ロジャース氏の愚痴を聞かされてるってことだよね。

 対戦型のスポーツに細やかなセクシャリティに対する気遣いが存在するとは、fantaは思わない。
 ロジャース氏のカミングアウトによって、スポーツ界が、『ああ、そうだったのか』と体質が変わるとも思わない。
 では、どうしたらいいかと言うと、fantaは分からない。だから避けたい話題だな。

写真は、ニュースより。

スウェーデン その5 ストックホルムのゲイ状況.

kage

2013/03/25 (Mon)

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 この写真何だと思います?地下鉄の駅ですよ。駅名は忘れたけど。どの駅も基本、こんな感じです。岩盤をそのままくり貫いた設計。
日本とは根本的に地盤が違う事が分かります。(クリックで大きくなります)
 スウェーデン記事5弾、ドンドン出していきます。恐縮です。今回も原稿を書いた順に出します。まず、2002年当時の原稿をそのまま、後述で今の感想を書きます。今回もエロネタは無いですね。

●ストックホルムのゲイ状況

 世界ゲイガイドブックの『スパルタカス』では、北欧4国のうち、ストックホルムのゲイスポットが、いちばん多く書かれています(2002年当時)。

 バーが8店、ゲイクラブが4店、ゲイフレンドリーなレストランが9店、ショップ兼ハッテン場が13店。
 特徴的なのはスウェーデンのゲイケア団体が専用のカフェを持ち、ビルの大きな一角を占めていること。ゲイペーパーにもこの団体の名前が目立ちます。また、HIVケア、健康ケア団体も広告も多く見られます。

 『スパルタカス』に載っているショップ13店の内、7店に行きましたが、全店男女物との共同ショップで、店によってはゲイ物中心であったり、ゲイ物も置いてあるという感じ。
 ほとんどの店の奥まったところにゲイのハッテンスペースがあり、これがドアをくぐると映画館ほどもある広さの別空間であったりして面白い。

 ゲイ関連施設は、一所にまとまるのではなく、まるでバラバラの場所にあります。ショップやハッテン場は、ほとんどが閑散とした住宅地の中にありました。

 ゲイ専用の営業サウナはストックホルムには無く、一般のサウナ施設が慎ましくハッテン場になっていました。

**********

 現在(2013年)から思い起こして。

 当時の記事を読み返して、正直ピンときません。書いてあることは本当なんだけど(嘘は書かない)、忘れてるんですわ。後年のオランダあたりとゴッチャになってるというのもある。

 この後のストックホルムの記事で各ハッテン施設の記述があるので(そのうち出します)その時に思い出すかもしれません。その時に詳しく書く予定です。恐縮です。今回はサラッとこれだけです。

 気になるのは、記事の最後の行、『一般のサウナ施設が慎ましくハッテン場になっていました』のところ。行ったんでしょうね? 後でじっくり思い出します。

●写真は、ストックホルム。fantaが撮りました。

 一応ここまで書き、写真を見て、思い出したことがありました。以前の記事には書かなかったことです。

 下記の写真、どこで撮ったんだろうと思い起こせば、ストックホルムで泊ったゲイホテルの一番近い地下鉄の駅の地上にマクドナルドと、慎ましやかな展望塔みたいのがあったんですよ。

 せっかくだからこの展望塔を上がってみようと旅行荷物を抱えながら(まだホテル、チェックイン前)、エレベーターのボタンを押す。ドアが開いて中東っぽいエレベーターガールが居たのにはちょっとビックリ。エレベーターの中に入って、黙って上へ。

 エレベーターガールが、「エレベーター利用料金、幾らです」みたいなことを言うから、そのまま手渡し。
 その展望台から撮った写真です(クリックで大きくなります)。展望台自体には何もなかったと記憶します。帰りは金取られなかったはず。

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よし!ウリ専を買おう!

kage

2013/03/14 (Thu)

hattentoile.jpg ただ、思ってることの日記です。

 数日前、やっとの思いでスポーツセンターへ久々に行って、まあ、運動したら、やたらやりたくなりましたね。そういう身体の法則が多分あるんだと思います。

 それで、何をやりたいかと言うと、ハッテントイレの小便器でおっ勃った自分のおちんちんを隣の人に見せ、そして隣の人のおっ勃ったチンコを見る。互いに勃起チンコを見せ合うトイレプレイですね。

 夜8時ころで、『これからそういうのが出来るハッテン場はどこか?』と考えたら、『ああ、あそこがあるし、話が早いわ』と思い付き、車で40分ぐらいかけて、横浜BTトイレに到着。

 ココは、まあ、来たことは当然数回あるが、馴れている場所では無い。一見して、6,7人は居ましたね。後で聞くところによると、この日の曜日のこの時間がだいたいピークとのこと。真夜中もありとのこと。

 ちょっと人多すぎですね。小便器に陣取ってる人が居るには居るが、まあ正直どうでもいい。一応、筆者(fanta)も小便器に立つが勃ちゃしねぇ・・。『どうすんべぇ?』って感じでしたね。
 年配の方にすれ違いざま股間を揉んでいただくが、軽くかわす。

 トイレの外のベンチでタバコ吸ってると、なんか若そうなのが(少なくともfantaよりは若いだろう)何となく誘うから(微妙ね)、fantaも彼に付いて行ってトイレへ。

 彼が個室に入り、ドアを開けてるから、他に小便器の方に人がいようが平気、fantaもそのまま彼と一緒に個室へ(もうハッテン行動が慣れててソツが無いのに自分でも呆れる)。トイレのドアを閉める。

 まあさほどタイプって訳でもないんだけども、誘われちゃったら乗っちゃうってのも”性(サガ)”だわ。
 先に彼がズボンとパンツを降ろしてチンコ出し。薄っすら毛の生えたパイパンでフッと笑ったわ。だって俺も薄っすら毛の生えたパイパンなんだから。体型も今のfantaとそっくり、ゆるポチャ。『こりゃ気が楽だわ』と思ったね。

 彼がfantaのジーンズを脱がそうとするので、自分で脱いだ。
 はい、fantaも薄っすら毛の生えたパイパンです。それで半勃ちだね。ギンギンにはならんわ。もうなんて言うんでしょうか? 年期が入ってるから肝が据わって、ドキドキなんてしやしない。

 彼、コンドーム出して、fantaに付けてフェラしてくれたよ。セーフティはありがたいね。fantaも彼の半勃ちを軽く扱く。
 fantaも彼も半勃ちのままで、『これ以上進展しねぇな』と踏んだfantaは、「休憩にしよう」とブレイク。
 個室から出て、彼とちょっと話したよ。いい人でしたね。

 まあこれが直近のエッチ(ハッテン行為)ですが、やったことになるんですかねこれ? 
 fantaエッチ史では、やったうちに入らんよ。まあ、一応、こういうことがあったということで、悪い気は全然しないです。良い人だったし、『ああ、まだ売れるのね』と思わせてくれたしね。

 ハッテントイレの話を何故出したかと言うと、fantaの近々のエッチ思考状態? 『おっ勃ったおちんちんを見せ合う』ってのは、無理だわ。年だわ。そもそも素の状態で完全勃起しやしない。よっぽどテンションあげないとね。そんなの去年のバンコク以来やってませんって。

 と言うことで、この項のタイトル通り、『よし!ウリ専を買おう!』です。それも3Pでウリ専の個室だな。
 ボーイくん同士軽く絡めるのがベストだけど、どうなんでしょうね。電話できいてみるか?
 まあ、今日はもう遅くなっちゃったから、明日夕方、ウリ専ウェブサイト見て、いいのが2人居れば、電話で予約、車で出かけます。

 本当に実行するかどうかは明日にならないと分かりません。そこそこ金もかかる訳だし・・。

写真は、イメージです(出典不明の拾い画、一応顔はボカシかけました)。

ハッテンサウナを1億5千万円で買う夢を見た

kage

2013/02/28 (Thu)

sauna.jpg
 まあ、夢の話ですから、筆者(fanta)個人の記録ってことで、当ダイアリーに書きます。現実の話もちょっと書きますが、まあ夢ですので、読み飛ばしちゃってください。

 .どこのハッテンサウナかと言うと、新宿2丁目にあるらしい。夢のイメージでは新宿の靖国通りと新宿2丁目仲通りが交差したところあたりがで出てきました。

 現実にそこら辺にあるハッテンサウナをfantaは知りません。現実に一番近いところはもうちょっと四谷よりにある24会館でしょう。
 とにかくそこにあるハッテンサウナをfantaは、1億5千万円で買ったらしい。これは夢の中では決定している。現実にはそんな金、fantaが持ってる訳がない。

 夢の中で、本来は大阪の若いノンケ2人が4億円でそのサウナを買ったのだが、ゲイマーケットが分からず手放し、fantaが買ったらしい(夢なので”らしい”としか言いようがない)。

 夢の中のfantaの興味は、『どうして4億も出したのだろう?』ということ。どうもネットオークションらしい(携帯サイトのオークション画面がイメージされる)。
 そのサウナの大元の持ち主は、写真付きでパンフレットのように一覧で表示されていて、どうも元は貴族であり、その中の一番若い男性は、『売り専で身を立てた』と説明されている(どうも話が変だが夢だからね)。

 さて、このサウナをどう生かしていくかにfantaの考えは及ぶ。
 このサウナ、入口は数台の駐車場になっていて、その奥にサウナの入り口がある(これってバンコクのイメージじゃん)。
 日本式のゲイサウナではなく、タイイメージのゲイサウナにしてしまおうと思うfanta。

 現実にはバンコクのバビロンが活性していた頃には、ハッテン場やろうと思ってた人はみんなこれ(タイ形式)思ってたことだよね。
 4億と1億5千万の差をどう埋めようかと意味のないことを考え始めたころ目が覚めた。

**********

 この夢、金の話からして全く現実的ではないし、もしそのようなことが現実にあったとしても、fantaが夢の中で思うような事を現実でするとは思えない。ただ、fantaが現実で思ってることが反映されていることが下記のようにいくつかあります。

 ・24会館には一度も行ったことがないので一度は行きたいと思ってる。
 ・ノンケがゲイマーケットに手を出すと痛い目に合う。
 ・ネットオークションはいたずらに金額が吊り上がるのではないか。
 ・バンコクの中級ゲイサウナには優秀な施設がある。
 ・日本に外国人観光客が楽しめるゲイサウナ(ゲイホテル)を作りたい(経営したい)。

 特に最後は、fantaが日本のゲイサウナによく行っていた頃は、エイズ問題で不当にも外国人締め出していたから、海外では”日本は欧米人を差別する”というイメージ定着しちゃったからね。まあ今はそんなことはないだろうけど、ゲイ関連も外国人観光客が、『日本は良い』と思えるようにして貰いたいと思います(それが24会館か?行ってないので分からない)。

写真はイメージです。

11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち.

kage

2013/02/25 (Mon)

mishimaT0010961q.jpg レンタルDVDで映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を借りて見る。
 まあ、そこそこですね。悪くも良くもさして無いって感じです。

 内容に関して言う前に、まず監督の若松孝二氏は、2012年10月、新宿で突然の交通事故で亡くなっている。お悔やみを申し上げます。

 若松監督のような社会派監督って、もう日本には居ないんじゃないかというほどの絶滅危惧職で、世間に媚びないこの若松監督の姿勢は貴重であって、誠に惜しい人を亡くしたと思います。

 2008年の力作、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を残し、晩年にして”これから”の人でした。
 元はピンク映画の人で、エロスを追及してたという実績も筆者(fanta)が若松氏に思い入れるひとつの要素でもあります。

 ああ、fantaが学生の時、若松組の助監督をやらないかというい話が遠まわしにあって、断ったことがありますわ。どうせ務まらなかったと思う。

 さて、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』ですが、言われているように、何故今、三島由紀夫なのかという疑問がまず出てきますよね。それに対する答えは本作品には見つけられません。

 本作は、やはり三島の生きざまをテーマにした、85年のアメリカ日本合作映画「MISHIMA」(日本未公開)で表現されていた三島の文学性、美学、同性愛をバッサリ切って、愛国、憂国、民族主義だけを残した三島になっています。
 どちらかと言うと、若松ではなく、企画で参加している右翼の鈴木邦男氏の三島観が前面に出ているような感じがします。

 三島が今で言ういわゆる”ゲイ”だったことは、数々の証言、発言から、ほぼ間違いないとfantaは思ってますけど、実際にバーやハッテン場で会った訳でもなく、ましてやエッチした訳ではないので分かりません。そこまで古くないですよfantaは。

 ただ、分かりませんが、ゲイ雑誌『薔薇族』の先輩ライター諸氏が、見たり会ったりやったりしたような話をするので、それを疑ってはいません。汚れ専だったときいています。

 サウナのシーンが確か2シーンあって、三島始め、楯の会の若者たちが三島含め5人が裸になっている。どこのサウナなのか、三島邸のサウナなのか(多分これ)、バスタオルを不自然に巻いているのが気になりましたね。

 三島役の井浦新(ARATA改名)の裸が、「ボディビルで鍛えた三島とは程遠い軟な身体で、三島に対する冒涜である」という意見には同感です。ARATA自身の身体は、fanta好きな感じですが・・。

 三島の文学性については、fantaは確か3冊しか読んでないし、いやーな読後感の『金閣寺』しか覚えてない。さらには今作、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』では、全くと言っていいほど触れていないので、述べませんが、以前友人と「ああゆうのがウケた時代だったんじゃないの?」という話をしたことがあります。

写真は、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』のチラシ。

スウェーデン その4 スウェーデン人

kage

2013/02/20 (Wed)

swsimin.jpg
確か市民ホール前の裸像。
 今回もスウェーデン記事の続きです。恐縮です。この記事まだありますんで早めに終わらせちゃいましょう。

 今回は原稿執筆順です。いつものように2002年当時の原稿をそのまま出し、後述に現在(2013年)の感想を述べます。

********
●スウェーデン人
 単一民族が目立った前出のフィンランド人とはうってかわって、ストックホルムの街の人は多種多様な民族。これはスウェーデンの移民政策により、ヨーロッパ各地から多様な民族が入ってきたためです。

 いかにも北欧といったシャープな顔立ちより、それを少しまろやかにしたした感じの人々が中心でした。やはり体格は大柄。
 特筆すべきは、とにかく皆さんたいへん親切。お店の人に限らず、地図を見てるだけで道行く人が「教えてあげましょう」と声を掛けてくれる。ヘルシンキの人も親切でしたが、ヘルシンキの紳士的な親切さとはちょっと違い、ストックホルムは下町人情という印象です。

 一方、話には聞いていましたが、街中で男女カップルが、いちゃいちゃベタベタ、ディープキスまでしてる様は、ちょっと引いてしまいました。けっこうそういうカップル目につきました。さすがにディープキスのゲイカップルは見れませんでしたねえ。
********

 今(2013年)から思い返しても、スウェーデンにはとても良い印象を持っています。原稿に書いた”下町情緒の親切さ”というのはホントですね。

 道で地図を広げているとおばさんが「どこ行くの?」と声をかけてくれたり、ゲイホテルのそばのハッテン場に行くため、道で通りがかりの男性に、「どこどこの住所はどっちですか?」と訊いたら、「どこ行くの?そこまで連れてってあげるよ」と言われ、「うっ!」っと口ごもったことがありました。

 「いやいや、その住所の大体の場所でいいです」と言いましたが、『は~ん、何か訳ありだな・・』といった感じで、「オーケー(笑)、そこはこの方向だよ」と明るく教えてくれました。人に余裕があるという感じがしましたよ。

 初日、アーランド空港からストックホルム駅へ、ホテルが見つからず、道すがらお水系の女性2人にホテルの場所を訊くと、キャッキャと教えてくれました。ホテルも親切でしたねえ。

 食べ物が上手かったってのは、もう言いましたっけ? ハッテン場探訪の途中に寄った、ビザ屋の旨いことこと旨いこと・・。
 あまりの旨さに店の人に、「このピザは最高に旨い!(ベリー、デリシャス!)」と言ったほどです。

 男女ディープキスはあちこちで見ましたね。あれはカルチャーショックだな。あれ1歩踏み込めば、ペッティングになるんじゃないの? 国民性の違いとしか言いようがないですね。良いとも悪いとも言える立場では無いですね。

写真は、ストックホルム。
彫刻は、ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。確か商店街の突き当り。

スウェーデン その3 ストックホルムのゲイホテル.

kage

2013/02/10 (Sun)

swDSC00036350.jpg
ホテルの近くの地下鉄の駅から
ホテルへ行くまでここら辺えらい迷ったんですよ。
クリックすると大きくなります。
swPensionat2.jpg
Pensionat Oden 現在の Booking.com より。
多分fantaはこの部屋に泊まった。)
 意外とストックホルムの記事、ボリュームありましたんで、ドンドン出すことにしました。ご了承ください。

 今回は、原稿順ではなく、スウェーデンのゲイホテルの記事をそのまま掲載です。結構文字数あるんで、分割したいところですが、割っちゃうと何だか分からなくなるので、ドンと全部出しましょう。

 前回と同様、まず、2002年当時の原稿をそのまま出し、後述で今の感想を書きます。今回もエロネタは無いですね。

エピソード
■憧れのゲイホテル

 日本ではこのゲイホテルにあたいする施設は見あたりません。世界のゲイガイドやゲイ雑誌(主に欧米)には、このゲイホテルの広告や紹介がたくさん載っています。一度この手の施設に泊まってみたいと思ってたんですよね。

 ストックホルムのゲイホテル『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』に3泊しました。前日泊まったビジネスホテルよりも安い金額(1泊7000円ほど)で、部屋は大きくてきれい。まあ後は、設備がちょっと貧弱なプチホテルってところでしょう。

 ここに行くまでがちょっとたいへんでした。場所が中心街からちょっと離れているので(地下鉄で中央駅から2つ目、Hornsgatan 66b)、荷物を引いて探すのに手間取った。探し当てたのはいいが、普通のホテルと違ってレセプションがない。日本で言えば、入り口で暗証番号を押して中に入るマンションタイプ。しょうがないので不得手な電話をかけ(これもまた特殊なテレホンカードで、まごついた)やっとオーデンホテルに到着。

 カードで3日分先払い。朝食つきで食堂は共同。たったひとつ空いていたという(ホントかよ?)僕の部屋は、シャワーが無いので廊下の先の個室シャワー。

 このホテル、ゲイ雑誌で『ゲイのための…』といったキャッチコピーでずいぶん広告を打っているが、実際どういうコンセプトなのか、けっきょく把握しきれなかった。というのも、スタッフはゲイでいろいろ情報を教えてくれるし、共同の食堂(10席ほどのただのキッチン)では、他のゲイのお客さんと会話交流ができました(ハードゲイっぽいイギリス人とけっこうお話ししました)が、他のお客さんには、年輩男女のカップルはいるし、フレンドリーな黒人女性(レズビアン?)や、スペイン系の若い男女カップルなどと会った。ゲイがいることはいるが、とくにゲイが多いという感じはしないんですよね。少なくともゲイのみのホテルではないことは確かです。

 部屋は快適でしたが、愛煙家の僕にとって、禁煙なのはちょっときつかった。いちいち喫煙室に行かなくてはなりませんでした。『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』は、北店と南店と2カ所あります。
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 上記は2002年当時の記事で、「Pensionat Odenは、北店と南店と2カ所あります。」などと書きましたが筆者(fanta)がどっちに泊まったのか分かってないですね(多分地理から言って『北店』?)。
 現在のネットからリンク、Pensionat Oden。窓からの景色は覚えてないわ。いずれにせよ2階だったから、大層な景色では無かったはずです。無理やり思い出せば、前の車道?

 今、2013年、ネットで、Pensionat Oden を検索してみました。確かに記憶のある写真が出てきました。特に”ゲイホテル”とはうたってはいない。まあそりゃそうでしょう。タイ、バンコク、ハッテン場併設ゲイ専用ホテル『バビロン』だって、一般ホテルの様相でネットに出してるもんね。

 2002年当時の記事からも垣間見られるように、ゲイだけをターゲットにしたホテル商売って一種の理想だけれども、それってゲイマーケットに特化できるほどのゲイ観光客が来るか、その土地のゲイだけで回せていけるゲイ人口があるかどうかですよ。
 ストックホルムの人口は約75万人、まあ、ギリギリのところでしょう。

 海外のゲイホテルってなんか行く前はスイートなイメージを勝手に持っていたけど、結局、各国いろいろゲイホテル行きましたが、スイートなことがあったのは、バンコクのバビロンだけでしたね。ああ、バリも良いことあったか・・。
 基本的にはゲイホテルって、”ゲイのスタッフがいるってだけのホテル”ってのが、取りあえずのfantaの結論です。

 当時、事前にゲイホテルを予約しなかった訳は、ゲイホテルって場所が辺鄙なところにあることが多いんですよ。だから現地に着いて場所を確認してから投宿してた訳。まあ、街を知る上でも正解だと思うけど、いきなり行って通用させられるかどうかはまた話は別だと思う。

 国は違うけど、オランダのアムステルダムで、”あんた何?”みたいな対応されたのは面食らったね。まあ、その後仲良くなったけど。

写真は、ストックホルム、Pensionat Oden 現在の Booking.com より。多分fantaはこの部屋に泊まった。
ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。

とんでもない夢を見た ハッテンバトル.

kage

2013/01/30 (Wed)

 とんでもない夢を見たので忘れないうちに記録しておこうと思う。

 まあ、大雑把にいえば、体育館みたいなところでの車型ロボット(?)のようなモノ数十台の衝突ゲームバトル兼ハッテン行為なのだが、とにかく独特な世界なので細かな説明が必要。

 とにかくその場所は、ハッテン場として位置づけられているのだけれども、その場の参加者はそれぞれ独特な形態をしており、基本的には車のように座高が低い。ヱヴァンゲリヲンのロボットを座高を低くして、妖怪大戦争の妖怪のキャラにしたような感じ。

 それぞれのロボットには、運転者がいるのではなく、ロボットらしきその妖怪変化自体に人間のキャラクターが宿っている。

 そこで何をやるかと言うと、それら妖怪変化同士入り乱れての”ゲームバトル”兼”性行為”である。それら妖怪変化の中には筆者(fanta)も参加している。

 みんな人間よりふたまわりぐらい大きく、戦闘スーツのようで、それぞれ独特の武器のようなモノを身体に備え付けてある。fanta自身がどのような形体をしてるかは不明。

 バトルの仕方は、その会場らしき薄暗いスペースを虫のように這いつくばって行われる。まず、ガチンコで相手に体当たりし、その後、互いの武器を使い、複数でまぐ合うといったことらしい(夢だからね『らしい』としか言えない)。

 つまり、「ビリヤード」と「カークラッシュレース」と「ヱヴァンゲリヲン」と「妖怪大戦争」と「TVバトルゲーム」と「柔道」と「ハッテン場乱交」を混ぜたような感じ。

 もうすでに会場内では複数個体がぶつかり合ったり、まぐ合ったりしてる。
 fantaの前に現れたのは、シャープなルックスをした高校生みたいな子。身体はカマキリのような形をして、カマキリのカマに当たる部分、両手は大きな”耳かき”になっている。

 『耳かきなんて危なくねェ?』とfantaは思うが、そのカマキリ型ロボットは、fantaを一瞥して行ってしまう。
 fantaは、『よしこの子はタイプなんで、あとでバトルしよう』と思う。

 別の場所では、別のロボット(妖怪?)同士がまぐ合って(戦って)いる。片方はfantaの昔からの友人Tだ。Tの顔はピノキオのように木彫りで、本人の顔をデフォルメされている。『随分オシャレ(何がオシャレなのか分からんが)に決めたな』と思うfanta。

 Tからは(夢の中の)過去に、「fantaの武器は弱いからおもろないねん」と言われていたのを思い出し、『よし体当たりしてやろう』と、Tを挟み込むようにしてTの相手に突撃! Tが頭をグラグラと揺らし、相当ダメージを受けた模様・・。ここらで目が覚めた。

 まあ、他にも弱って会場を去る者(ロボット?妖怪?)などの描写などがあるが、夢に過ぎないんでコマゴマ書きませんが、いずれにせよこの夢って、ベースはハッテン場ですよね。映像は違うが、似たようなこと散々やってきてる。

 現実の話として、大好きな京都の友人(愛人)Tは、5,6年以上連絡取ってないんじゃなかったか? 互いに年いっちゃったんで遠慮してるのだ。京都と神奈川の距離もあるしね。

 Tとは付き合い長い(90年代前半にfantaが経営してるゲイ通信会社のパーソナリティだった)。中途半端なエッチが3回。1回は琵琶湖で手を出さず全裸写真撮影。1回は鳥取だかのホテルで上に乗っかっただけ。3回目は、鹿児島のハッテン場の3Pでフェラされただけ。良い思い出です。正直また会いたいな。好きだからね。

写真はイメージに過ぎません。

大島渚

kage

2013/01/22 (Tue)

 映画監督、大島渚が亡くなった。

 次々と著名人は亡くなるし、ワイドショーは取り上げる。まあ、亡くなること含めて、それは普通のことなので、よろしいのですが、全く興味のない業界、興味を持っていなかった方を長々と時間を割いて、ああだこうだお悔やみの放送をされても、『チャンネル変えてしまいますよ、亡くなった事実だけ伝えられればいいのだから』というのが本来の筆者(fanta)のスタンスなのだけど、大島渚は違ったね。葬儀の中継に見入ってしまった。fantaは大島渚に思い入れがあるからだ。

 ゲイ雑誌『薔薇族』のゲイ映画特集を書いた時に、日本の「『ゲイ映画』の監督」として、まあ、特別枠みたいな感じで大島渚を取り上げた。

 大島氏は、ストレートだと思いますよ。ただ遺作の『御法度』は、まあ話はモロ、「男たちによる美少年の取り合い」だし、日本のお小姓文化みたいなのを描いた。

 オトコのオトコに対する情念だものね。性愛的なところまで多少触れてたと思う。
 これを『ゲイ映画』とせずになんとしよう。

 まあ、映画としては佳作どまり、大島氏自身も当時「いまいちでした。私の責任です」と言ってたな。

 『戦場のメリークリスマス』もそう。
 出演者の北野武が当時、「これは大オカマ大会だね」と言っていたが、まあ、そのとおり。

 ホモセクシャル行為をしたかしないかが話の節々に出てくるし、たけし扮するハラ軍曹とロレンスの関係は、”友情”と捉えてよろしいが、坂本龍一演じるヨノイ大尉と、デヴィッド・ボウイ演じるジャック・セリアズとの関係は、『惚れてしまった・・。それを優しく受け止めた』としか解釈しようがないわな。

 『戦場のメリークリスマス』は、カンヌ無冠で、傑作という表現は馴染まないが、心に浸み入る、限りなく傑作に近い愛おしい作品だと思います。

 デヴィッド・ボウイがスクッと立って、坂本龍一の音楽、ヨノイ大尉を抱きしめ、両頬にキス・・・。泣けるよ。

 とにかくね、情念の映画作家なんですよ、大島渚は。『愛のコリーダ』『愛の亡霊』も言うまでもない。その情念を力強く描き、さらにエンタティメントに仕上げる映画監督はそうそういません。

 以前、某掲示板に、「大島が死んだら邦画は終わりだよ」とfantaは言いましたけど、ほぼそんな感じだと思いますよ。他に誰が居ますか? 80才以下で、こういう戦闘的な映画作家は?(80才以上だと山田洋次が居る、こちらは松竹伝統文化ですが・・)。

写真は、『御法度』と『戦場のメリークリスマス』の海外版。

スウェーデン その2 ストックホルムの街.

kage

2013/01/20 (Sun)

駅近くの商店街
商店街にある裸像(確か市民ホール前)
 この『ファンタサイケダイアリー』には、別ネタでワンテンポ置いてから、スウェーデン記事にするつもりが、スウェーデン記事、前回と続きます。恐縮です。今回は原稿を書いた順に出します。まず、2002年当時の原稿をそのまま、後述で今の感想を書きます。今回はエロネタは無いですね。

■■■■ ストックホルム ■■■■

 スウェーデンの首都で人口は約71万人。街のほぼ3分の1が緑地で、公園が至る所に広がっています。湖の上に位置する14の島から成りたっている。自然と人間、古い伝統と新しい息吹が優雅に調和している街。以上のような表現がたいていのガイドブックには書いてあります。
 しかし筆者が実際に行った印象はちょっと違う。
 意外だったのは街の雰囲気。スウェーデンの街なんて、きれいでお洒落で落ち着いていてなんてイメージがあるじゃないですか? 全然違う。ガチャガチャしていてうるさいうるさい。
 「ここは上野だワ」と思いましたね。じゃなければ大阪の難波。そこにディズニーランドのシンデレラ城を何本かぶっさしたような街(凄い表現!)。

 ストックホルムにもファーストフード定食屋のケバブ(KEBAB)がありましたが、ヘルシンキよりも年期が入った印象で、こっちの方が先行していたものと思われます。ケバブに限らず、ケーキやコーヒーなど軽食を含め、とにかく食べ物はまったりと濃い。このストックホルムの食べ物が海外でいちばん美味いと思いました。

 1月は日が短く午後4時頃になるとまるで夜です。とにかく暗い時間が長いので、感覚の切り替えにちょっと苦労しました。裏通りなどの閑散とした夜道を低学年ぐらいの子が歩いたりしてると、つい日本の感覚で危なっかしいなぁと思ってしまいましたが、まだ3時半頃だったりするわけです。
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 現在(2013年)から思い起こして。

 この時は、フィンランドの後の旅行でしたから、まずストックホルムのアーランド空港で、「ホテル案内所」が無いってのがショックで、その後、電車で30分ぐらいでしょうか?駅に着いて、駅の案内所がクローズ。駅は昭和の上野ですね。人々も田舎っぽくて正直、ダサい。ごろ寝してる人も多く、だいぶ怖かったのが本音。

 そこらへんからホテルへは次のエピソードで書いてありますが、とにかく上野ってのはけっこう的を射た表現ですよ。

 ケバブってのは後で知りましたが、アラブ料理らしくて、北欧の料理ってことでは無いようです。食べ物は確かに上手かった。これは、筆者(fanta)が知っている限り、世界一です。

 駅からの商店街は、確かアーケードのようになっていて、これも東京で言えば錦糸町、商店街界隈の看板なんかは、あくまでもアルファベットですから、60年代から70年代初めの頃のアメリカ映画に出てくる商店の風景に見えました(2002年時点ね)。

 今、当時の原稿を読み返して、喫茶店でエスプレッソを飲んだのを思い出した。カウンターでぎゅうぎゅう詰めになっての喫煙。当時は喫煙はうるさく無かったですから(今は知りません)。
 英語でお店のおばちゃんに何か訊いたら(何を訊いたか忘れたけど大したことじゃない)、訊こうとしてfantaが口を開けようとしたら、そのおばちゃん、「ちょっと、ちょっと」と娘らしき若い女の子を奥から引っ張り出してきた。その女の子と話が通じ事なきを得たが、『年輩だと英語が分からないんだ』とfantaは思いましたね。

写真は、ストックホルム。fantaが撮りました。

スウェーデンの記事があった エピソード1 日本人のチンコ.

kage

2013/01/08 (Tue)

 およそ6年ぶりぐらいに過去にゲイ雑誌『薔薇族』に書いた、「スウェーデン・ゲイ旅行」の文面が見つかった(焼いていたCD-Rが見つかった)ので、あらためて、ここ『ファンタサイケダイアリー』で発表、まとまったら、別ウェブサイト『海外ゲイ旅行』に出す予定です。

 当時の原稿の書き順には出さず、読みやすいところから出していきます。
 後述で今の目から見た筆者(fanta)の感想を書きます。
 まず下記、ほぼ原文(2002年当時)です。すでにスウェーデン、首都ストックホルムのゲイプレイスを一応廻った頃のエピソードですね。

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■日本人のチンコ
 これは迷路ビデオボックス&シアターでの出来事です。ハッテン場「ベースメント」だったですね。夜9時頃訪れると、ハッテンスペースには10人ほどの若いのから年輩のゲイがいました。

 ちょっと東欧系の目鼻立ちハッキリした色黒のにいちゃん(25歳ぐらい)が、僕を見てウインクしたり、唇をチュッと音たて合図したりする。この人けっこう僕のタイプ、美しい顔立ち。『ああ、このアプローチの仕方、色っぽい…』とか思い、2人して暗がりへ。

 ちょっとさすったりしてると、年輩の人(ほとんどおじいさん)が横から僕に手を出してきた。こちとら(南島ね)横入りがあっても対応のテクニック持ってますし、イヤならきれいに気持ちよく、その人を傷つけずに避けるテクニックもあるつもり。ところが相手の東欧系にいちゃん「ジジイ!あっち行けっ!」だって…。ちょっとビックリしてしまった。そりゃないだろ。おじいさん逃げてった。可哀相に。まあ、僕たち続行してたけど…。

 そのうち、にいちゃん「サックミー・プリーズ(フェラして)」って言ってきた。生じゃイヤです(危ない!)から、「ゴメンね、できない」って言ったら、そのにいちゃん、コンドーム付けて、「ハイ、これで…」だって。ああ、めんどくせ。

 「君、どっから来たの?」って、にいちゃん訊くんで、「ジャパン…。日本人って知ってる?」って聞き返したら、「知ってるよ。日本人のチンコは、デケえんだろ?」って言った。そうかなぁ? スウェーデン人の方がでかいと思うけど…。何しろ彼のささやき声では、ジャパニーズ、コック、ビッグ、ユーという単語しか聞き取れなかったんで、ひょっとしたら違うこと言ったのかも。

 まあ、お世辞としてはうまい! お返しに「ユー・アー・ソー・ビューティフル!」って言ってあげました(ああ、歯が浮く)。「サンキュウ~」だって(赤面)。

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 現在(2013年)の感想。
 書いた当時は、嘘や作り事は一切書いてません。大げさにも言ってません。それは当時、そのポリシーで原稿書いてましたから、自信あります。ただ、今、久々に読み直してみて、”そんな事あったっけ?”とすっかり忘れてる場面があります。具体的にはおじいさんのところ。

 逆に、今、思い起こして、ハッキリとビジュアルとして覚えていることを挙げた方が早いですね。具体的には、「サックミー」のところ。イヤイヤ事務的にやったのを覚えてる。
 この『東欧系の目鼻立ちハッキリした色黒のにいちゃん(25歳ぐらい』というのもシルエットぐらいしか覚えていません。服を脱ぐハッテン場じゃないので服のシルエットでスリム系でしたね。

 fantaは、このにいちゃんに対し、『少々ビビっていた』のは確かですね。その感覚は今でも分かる。おじいさんの件があったからなのかもしれません(忘れているけど)。

 文面自体が、『今読むと赤面』ってのは、まあしょうがないですね。開き直るしかない。

 写真は、Sweden nude boy の検索でトップに来た写真。ここより(httpを付けてください)、修正はfanta。
 「まあ、こんな感じのにいちゃんか?」と訊かれれば、「イメージはこんな感じかも」と答えますね。