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スウェーデン その6 ストックホルム・空港に着いてからホテルまで.

kage

2013/04/23 (Tue)

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ストックホルム(アーランダ)空港にある少年像
 スウェーデン記事、第6弾です。まず2002年当時の筆者(fanta)の記事をそのまま、後述で現在(2013年)の感想を言います。

 今回は【エピソード】として載せた記事ですね。長いですが全文、そのまま出します。

■もしかして行き倒れ!?
 行き倒れってのはおおげさですね。ただ、久々にバックパッカー(放浪旅行)ノリのスリルを味わったってこと。ストックホルムでは事前にホテルの予約をしていませんでした。というのも、ガイドブックに書いてある空港のインフォメーションで、ホテル紹介してもらえばいいやと考えていたわけ。ストックホルムの空港に着くのも午後4時頃だし、時間があるから何とかなるだろうと思っていたのです。

 ところが、天候の影響で飛行機の到着が大幅に遅れ、その上、預けていた荷物がなかなか出てこない(他の乗客も同様)。何だかんだで空港インフォメーションに着いたのがもう午後7時頃。さらに、空港インフォメーションが言うには、ストックホルム(アーランダ)空港では、ホテル紹介サービスの窓口は無いと言う(情報が違う!)。

 そして、頼みのホテル紹介センターは、電車で30分の中央駅にあると言う。そこは夜8時で閉まっちゃうから、早く!急いで!ってことで、慌てて荷物ガラガラ引いて電車飛び乗って、中央駅へ。

 ところが、不案内な初めての場所で探し当てた『中央駅ホテル紹介センター』は18時まで(情報が違う!)。未知の場所で途方に暮れた! 歩いて探すしかないと思い(ボディランゲージのできない電話の会話は不得手。そもそも電話のかけ方、分からない)、ガラガラ荷物引いて、取りあえず外へ。

 そしたら、上野みたいな雑然とした街。なんじゃこりゃ? 人の雰囲気も上野。なんかちょっと怖い。すぐ目の前に高級ホテルがあったが、一泊3万円ぐらいする(足もと見てる)。疲れてるし不安だし面倒だし、泊まっちゃおーかなって思ったけど、ガイドブックの隅に書いてある1泊1万円の中級ホテルを探すことにした。ガラガラ荷物引いて迷いながら1時間ぐらい歩いたかな?人にも訊いたし。もう時間も10時近い。ホテルに行ったはいいが、部屋がいっぱいだったらどうしよう…などと思いましたね。

 やっと見つけた繁華街にある中級ホテル。「泊まれますか?予約無しですが…」って訊いたら部屋あった。ハァ~良かった。部屋に入ったら、何てことない狭いビジネスホテルの一室。ベッドなんて日本のより小さいや。窓からの景色はビルの谷間。なんかガッカリだけど、とにかくホッとした。明日はホテルを変えよう。

******** 2013年の感想。

 まあ、上記のとおりなんですが、そもそも先進国と思っていたスウェーデンの一番の都市、ストックホルムの空港に『ホテル案内所』が無いってことが驚きだワ(今はどうか知らないけど)。それと日本のガイドブックには、『有る』と書いてある。その情報の差にも振り回された(ガイドブックは必ずしも正しいとは限らない。ネットの情報もしかり)。

 時系列ちょっと戻るけど、荷物か戻らないバゲッジのところ(なんて言うんですかね、あのスペース)、あのガラガラ荷物無しで廻ってr、乗客の人々が、ジーっと見つめてる様は、いやーな時間ですよね。ここの光景は良く覚えています。中華系の顔をした乗客が、空港係員と対面して何か相談してるようなんだけど、係員が「あなたは英語を分からないんですか?」と言っていて、中国系の人がキョトンとしていた光景が印象深い。

 荷物を受け取り、税関素通りしようとして、fantaはオーケーだったけど、後ろのやさぐれた白人にいちゃんは、「ちょっとあなたこっちへ」と部屋に連れてかれたね。

 まあ空港ってとこは、どの国でもとてもじゃないけど快適なところとはfantaは思わない。大きなショッピング街がある空港だって、「金使え!金使え!」って言われてるようなもんで、疲れている上に、やることが細々とあって、リラックスなんてできやしない。
 そんな状態で、ホテルが決まってないまま、外に出たわけです。

 空港の外の案内所で、「予約はしなかったんですか?」と受付のおばちゃんに軽く驚かれたよ。そういうもんかね?
 まあ、そのおばちゃん、親切で、ストックホルムの駅のホテル案内所の地図書いてくれました(それでfantaの後ろに列ができちゃった)。

 ストックホルムの駅に着いて、近くの男性に手書き地図を見せて「ここはどこでしょうか?」と訊いて親切に教えてくれました。結局は、閉まってたんだけどね。

 しょうがないので上記のとおり、ぶっつけで徒歩でホテルですよ。途中、お水系のお姉さん2人にキャピキャピと教えてもらった。とにかく親切でしたよ。余裕があるというか。この日はいろいろ覚えていますね。

写真は、ストックホルム(アーランダ)空港にある少年像(帰りにfanta撮影)。

取りあえずこちらに置くことにしましょう。YouTubeから

kage

2013/04/14 (Sun)



現状を反映している夢の話(飛ばしちゃってください)

kage

2013/04/12 (Fri)

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ギャラリー別館に『ロンドン全裸自転車大漁!』を書きました。
当『ファンタサイケダイアリー』の記事とは直接関係ありません。
 当『ファンタサイケダイアリー』には、なるべく書いてても読んでも面白い話を書きたいのはやまやまなのですが、現実、面白いことがそうそうあるものではなく、今回も夢の話になります。fantaが今、現実に直面していることが反映された夢でしたので、fanta個人の記録(ダイアリー)ってことで、書くことにしました。夢の話をまず全部して、後で現実と対比させます。まあ夢ですので、飛ばしちゃってください。

********** 以下、夢の中

 fantaが20年前に勤めていた制作会社S社を訪ねる。S社は移転して新しくなっている。
新しい女社長がフロアで出迎えてくれる。「あらぁ~**さん(fantaのこと)、お久しぶり、元気だったぁ?」などと言う。
「社長も全然変わりませんね?70才過ぎてられるのにお綺麗で・・」てなことを言う。
息子の副社長が現場から帰ってくる。
「**さん、丁度良かった!今日優勝したんだよ!」(現実には”優勝”など”何のことやら?”です)。

ラテン風の体格のいいスタッフにfantaが「ああ、マイク!君、まだいたんだ!」とマイクと抱擁。
S社ではフロアに並んで横並びアパートのように社員寮が並んでいて、ルームシェアしているらしい。他のスタッフが出入りしているのが見える。

「どうして今日は?」などと誰かが訊くので、「これを見つけたんで、これS社の物でしょ。持って来たんだよ」とfanta。
その物は、ガラス細工の折りヅル(?????)。

また別のイケメンスタッフの顔をマジマジと見るfanta。薄っすら無精ひげが色っぽく映る。
『20年経つのに全然変わってないな綺麗だな、凄い奴だな』などと思う。

『良い環境だな。この会社に戻りたいな』と思うfanta。
外に出て、再び女社長が、「**さん、最近どうしてるの?どこから来たの?」と訊くので、
「いや、うちがすぐ近く(そっちの方向を示す)なんで(S社移転で)気軽に来ましたよ。だって歩いて来れますから・・」とfantaが言った途端、『あ!ここはF市だ、歩いて来れないワ』と思い、目が覚めた。

********** 以上、、夢の話終わり。

 相当、現実が反映されている夢で、fantaの心情が表れてる。現実と一致するのは以下の点。

 ・S社 20年前にfantaが数年居た会社で、最近F市に移転した(多分規模縮小)。
 ・女社長 20年前のご主人の社長が亡くなったので、現在は妻であった女社長。現在70近い。
 ・息子の副社長 20年前は高校生でfantaと仲が良かった。
 ・fantaのうちからS社までは車で1時間(歩いて行かれない)

 現実では無く、夢の中の創作であろうことは以下の点。

 ・ラテン風のマイクという人物は知らない。
 ・fantaは抱擁などしない。
 ・イケメンスタッフは未知の人物。
 ・社員寮なんてある訳がない(と思う)。

 どうしてこういう夢を見たのかと言うと、理由はハッキリしてますね。
 fantaが再就職を考える機会があり、働きやすかったS社が雇用してくれれば楽だなという上っ面な願望ですよ。
 現実問題、今の社会状況はS社に余裕を無くしているはずだし、良い環境でない可能性が高い。そもそも20年のブランクと年齢が通用するかどうか(けっこう通用するかもと思ってるんですけどね、実は)。

写真は、本文とは全く関係ありません。

ゲイを告白した元選手、「サッカー界でのカミングアウトは不可能」

kage

2013/04/02 (Tue)

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 深刻な話題なんで、正直、あまり取り上げたくないんだけど、『サッカー選手』というのが珍しいのと、現実を直視すべきということで取り上げます。

 まずはニュースの内容を抜粋します(ニュース元ネタはそのうち消えてしまいますからね)。

*********** AFP/BB News
2013年03月30日 17:46 発信地:ロンドン/英国
ゲイを告白した元選手、「サッカー界でのカミングアウトは不可能」
元ニュースはこちら

以下、元ニュースは長いので、抜粋しています。

【3月30日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)を退団した後、自身が同性愛者であることを告白した元サッカー米国代表のロビー・ロジャース(Robbie Rodgers)氏が、荒々しい男らしさが求められるサッカー界で、選手がゲイであることを公にすることは「不可能」だと語った。

 25歳のロジャース氏は、今年1月にクラブと双方合意の上でリーズを退団。その数週間後、自身のウェブサイト上で自分がゲイであるということを告白し、ジャスティン・ファシャヌ(Justin Fashanu)についで、イングランドのプロサッカー選手としては史上2人目のセクシャリティを公言した同性愛者となった。

 カミングアウト後初めてのインタビューに応じたロジャース氏は、選手同士で残酷な内容の冗談を言いあったりすることがあるロッカールームはゲイの選手にとっては居心地の悪い場所だと 英紙ガーディアン(The Guardian)に話した。

「サッカー界でゲイを公言することは明らかに不可能です。誰もカミングアウトしない。これはおかしいことだし、悲しいこと。サッカーは素晴らしいスポーツですが、同時に残酷なスポーツでもあります。そこにゲイという要素が融合できる場所はありません」

以下、略
************

 以下、筆者(fanta、当『ファンタサイケダイアリー』の執筆者)の感想です。

 そりゃ難しいと思いますよ。場所によりますよね。スポーツだったら個人競技なら生きやすいと思うけど、団体競技のチームプレイで、セクシャリティが違っちゃうと、それこそ男女混合プレイみたいになっちゃって、やり辛いと端から見てても思うよね。

 ロジャース氏がおっしゃっていることは、よく分かるし、辛いわな。辞めてカミングアウトというのも、『言いたいことを言う!』という姿勢も分かる。分かるけど、つまりこれは、サッカーとゲイは両立しないってことをハッキリ言ってる(少なくともロジャース氏はできなかった)ってことだよね。なんの問題解決にもなってない。ロジャース氏の愚痴を聞かされてるってことだよね。

 対戦型のスポーツに細やかなセクシャリティに対する気遣いが存在するとは、fantaは思わない。
 ロジャース氏のカミングアウトによって、スポーツ界が、『ああ、そうだったのか』と体質が変わるとも思わない。
 では、どうしたらいいかと言うと、fantaは分からない。だから避けたい話題だな。

写真は、ニュースより。