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ハッテンサウナを1億5千万円で買う夢を見た

kage

2013/02/28 (Thu)

sauna.jpg
 まあ、夢の話ですから、筆者(fanta)個人の記録ってことで、当ダイアリーに書きます。現実の話もちょっと書きますが、まあ夢ですので、読み飛ばしちゃってください。

 .どこのハッテンサウナかと言うと、新宿2丁目にあるらしい。夢のイメージでは新宿の靖国通りと新宿2丁目仲通りが交差したところあたりがで出てきました。

 現実にそこら辺にあるハッテンサウナをfantaは知りません。現実に一番近いところはもうちょっと四谷よりにある24会館でしょう。
 とにかくそこにあるハッテンサウナをfantaは、1億5千万円で買ったらしい。これは夢の中では決定している。現実にはそんな金、fantaが持ってる訳がない。

 夢の中で、本来は大阪の若いノンケ2人が4億円でそのサウナを買ったのだが、ゲイマーケットが分からず手放し、fantaが買ったらしい(夢なので”らしい”としか言いようがない)。

 夢の中のfantaの興味は、『どうして4億も出したのだろう?』ということ。どうもネットオークションらしい(携帯サイトのオークション画面がイメージされる)。
 そのサウナの大元の持ち主は、写真付きでパンフレットのように一覧で表示されていて、どうも元は貴族であり、その中の一番若い男性は、『売り専で身を立てた』と説明されている(どうも話が変だが夢だからね)。

 さて、このサウナをどう生かしていくかにfantaの考えは及ぶ。
 このサウナ、入口は数台の駐車場になっていて、その奥にサウナの入り口がある(これってバンコクのイメージじゃん)。
 日本式のゲイサウナではなく、タイイメージのゲイサウナにしてしまおうと思うfanta。

 現実にはバンコクのバビロンが活性していた頃には、ハッテン場やろうと思ってた人はみんなこれ(タイ形式)思ってたことだよね。
 4億と1億5千万の差をどう埋めようかと意味のないことを考え始めたころ目が覚めた。

**********

 この夢、金の話からして全く現実的ではないし、もしそのようなことが現実にあったとしても、fantaが夢の中で思うような事を現実でするとは思えない。ただ、fantaが現実で思ってることが反映されていることが下記のようにいくつかあります。

 ・24会館には一度も行ったことがないので一度は行きたいと思ってる。
 ・ノンケがゲイマーケットに手を出すと痛い目に合う。
 ・ネットオークションはいたずらに金額が吊り上がるのではないか。
 ・バンコクの中級ゲイサウナには優秀な施設がある。
 ・日本に外国人観光客が楽しめるゲイサウナ(ゲイホテル)を作りたい(経営したい)。

 特に最後は、fantaが日本のゲイサウナによく行っていた頃は、エイズ問題で不当にも外国人締め出していたから、海外では”日本は欧米人を差別する”というイメージ定着しちゃったからね。まあ今はそんなことはないだろうけど、ゲイ関連も外国人観光客が、『日本は良い』と思えるようにして貰いたいと思います(それが24会館か?行ってないので分からない)。

写真はイメージです。

11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち.

kage

2013/02/25 (Mon)

mishimaT0010961q.jpg レンタルDVDで映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を借りて見る。
 まあ、そこそこですね。悪くも良くもさして無いって感じです。

 内容に関して言う前に、まず監督の若松孝二氏は、2012年10月、新宿で突然の交通事故で亡くなっている。お悔やみを申し上げます。

 若松監督のような社会派監督って、もう日本には居ないんじゃないかというほどの絶滅危惧職で、世間に媚びないこの若松監督の姿勢は貴重であって、誠に惜しい人を亡くしたと思います。

 2008年の力作、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を残し、晩年にして”これから”の人でした。
 元はピンク映画の人で、エロスを追及してたという実績も筆者(fanta)が若松氏に思い入れるひとつの要素でもあります。

 ああ、fantaが学生の時、若松組の助監督をやらないかというい話が遠まわしにあって、断ったことがありますわ。どうせ務まらなかったと思う。

 さて、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』ですが、言われているように、何故今、三島由紀夫なのかという疑問がまず出てきますよね。それに対する答えは本作品には見つけられません。

 本作は、やはり三島の生きざまをテーマにした、85年のアメリカ日本合作映画「MISHIMA」(日本未公開)で表現されていた三島の文学性、美学、同性愛をバッサリ切って、愛国、憂国、民族主義だけを残した三島になっています。
 どちらかと言うと、若松ではなく、企画で参加している右翼の鈴木邦男氏の三島観が前面に出ているような感じがします。

 三島が今で言ういわゆる”ゲイ”だったことは、数々の証言、発言から、ほぼ間違いないとfantaは思ってますけど、実際にバーやハッテン場で会った訳でもなく、ましてやエッチした訳ではないので分かりません。そこまで古くないですよfantaは。

 ただ、分かりませんが、ゲイ雑誌『薔薇族』の先輩ライター諸氏が、見たり会ったりやったりしたような話をするので、それを疑ってはいません。汚れ専だったときいています。

 サウナのシーンが確か2シーンあって、三島始め、楯の会の若者たちが三島含め5人が裸になっている。どこのサウナなのか、三島邸のサウナなのか(多分これ)、バスタオルを不自然に巻いているのが気になりましたね。

 三島役の井浦新(ARATA改名)の裸が、「ボディビルで鍛えた三島とは程遠い軟な身体で、三島に対する冒涜である」という意見には同感です。ARATA自身の身体は、fanta好きな感じですが・・。

 三島の文学性については、fantaは確か3冊しか読んでないし、いやーな読後感の『金閣寺』しか覚えてない。さらには今作、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』では、全くと言っていいほど触れていないので、述べませんが、以前友人と「ああゆうのがウケた時代だったんじゃないの?」という話をしたことがあります。

写真は、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』のチラシ。

スウェーデン その4 スウェーデン人

kage

2013/02/20 (Wed)

swsimin.jpg
確か市民ホール前の裸像。
 今回もスウェーデン記事の続きです。恐縮です。この記事まだありますんで早めに終わらせちゃいましょう。

 今回は原稿執筆順です。いつものように2002年当時の原稿をそのまま出し、後述に現在(2013年)の感想を述べます。

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●スウェーデン人
 単一民族が目立った前出のフィンランド人とはうってかわって、ストックホルムの街の人は多種多様な民族。これはスウェーデンの移民政策により、ヨーロッパ各地から多様な民族が入ってきたためです。

 いかにも北欧といったシャープな顔立ちより、それを少しまろやかにしたした感じの人々が中心でした。やはり体格は大柄。
 特筆すべきは、とにかく皆さんたいへん親切。お店の人に限らず、地図を見てるだけで道行く人が「教えてあげましょう」と声を掛けてくれる。ヘルシンキの人も親切でしたが、ヘルシンキの紳士的な親切さとはちょっと違い、ストックホルムは下町人情という印象です。

 一方、話には聞いていましたが、街中で男女カップルが、いちゃいちゃベタベタ、ディープキスまでしてる様は、ちょっと引いてしまいました。けっこうそういうカップル目につきました。さすがにディープキスのゲイカップルは見れませんでしたねえ。
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 今(2013年)から思い返しても、スウェーデンにはとても良い印象を持っています。原稿に書いた”下町情緒の親切さ”というのはホントですね。

 道で地図を広げているとおばさんが「どこ行くの?」と声をかけてくれたり、ゲイホテルのそばのハッテン場に行くため、道で通りがかりの男性に、「どこどこの住所はどっちですか?」と訊いたら、「どこ行くの?そこまで連れてってあげるよ」と言われ、「うっ!」っと口ごもったことがありました。

 「いやいや、その住所の大体の場所でいいです」と言いましたが、『は~ん、何か訳ありだな・・』といった感じで、「オーケー(笑)、そこはこの方向だよ」と明るく教えてくれました。人に余裕があるという感じがしましたよ。

 初日、アーランド空港からストックホルム駅へ、ホテルが見つからず、道すがらお水系の女性2人にホテルの場所を訊くと、キャッキャと教えてくれました。ホテルも親切でしたねえ。

 食べ物が上手かったってのは、もう言いましたっけ? ハッテン場探訪の途中に寄った、ビザ屋の旨いことこと旨いこと・・。
 あまりの旨さに店の人に、「このピザは最高に旨い!(ベリー、デリシャス!)」と言ったほどです。

 男女ディープキスはあちこちで見ましたね。あれはカルチャーショックだな。あれ1歩踏み込めば、ペッティングになるんじゃないの? 国民性の違いとしか言いようがないですね。良いとも悪いとも言える立場では無いですね。

写真は、ストックホルム。
彫刻は、ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。確か商店街の突き当り。

スウェーデン その3 ストックホルムのゲイホテル.

kage

2013/02/10 (Sun)

swDSC00036350.jpg
ホテルの近くの地下鉄の駅から
ホテルへ行くまでここら辺えらい迷ったんですよ。
クリックすると大きくなります。
swPensionat2.jpg
Pensionat Oden 現在の Booking.com より。
多分fantaはこの部屋に泊まった。)
 意外とストックホルムの記事、ボリュームありましたんで、ドンドン出すことにしました。ご了承ください。

 今回は、原稿順ではなく、スウェーデンのゲイホテルの記事をそのまま掲載です。結構文字数あるんで、分割したいところですが、割っちゃうと何だか分からなくなるので、ドンと全部出しましょう。

 前回と同様、まず、2002年当時の原稿をそのまま出し、後述で今の感想を書きます。今回もエロネタは無いですね。

エピソード
■憧れのゲイホテル

 日本ではこのゲイホテルにあたいする施設は見あたりません。世界のゲイガイドやゲイ雑誌(主に欧米)には、このゲイホテルの広告や紹介がたくさん載っています。一度この手の施設に泊まってみたいと思ってたんですよね。

 ストックホルムのゲイホテル『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』に3泊しました。前日泊まったビジネスホテルよりも安い金額(1泊7000円ほど)で、部屋は大きくてきれい。まあ後は、設備がちょっと貧弱なプチホテルってところでしょう。

 ここに行くまでがちょっとたいへんでした。場所が中心街からちょっと離れているので(地下鉄で中央駅から2つ目、Hornsgatan 66b)、荷物を引いて探すのに手間取った。探し当てたのはいいが、普通のホテルと違ってレセプションがない。日本で言えば、入り口で暗証番号を押して中に入るマンションタイプ。しょうがないので不得手な電話をかけ(これもまた特殊なテレホンカードで、まごついた)やっとオーデンホテルに到着。

 カードで3日分先払い。朝食つきで食堂は共同。たったひとつ空いていたという(ホントかよ?)僕の部屋は、シャワーが無いので廊下の先の個室シャワー。

 このホテル、ゲイ雑誌で『ゲイのための…』といったキャッチコピーでずいぶん広告を打っているが、実際どういうコンセプトなのか、けっきょく把握しきれなかった。というのも、スタッフはゲイでいろいろ情報を教えてくれるし、共同の食堂(10席ほどのただのキッチン)では、他のゲイのお客さんと会話交流ができました(ハードゲイっぽいイギリス人とけっこうお話ししました)が、他のお客さんには、年輩男女のカップルはいるし、フレンドリーな黒人女性(レズビアン?)や、スペイン系の若い男女カップルなどと会った。ゲイがいることはいるが、とくにゲイが多いという感じはしないんですよね。少なくともゲイのみのホテルではないことは確かです。

 部屋は快適でしたが、愛煙家の僕にとって、禁煙なのはちょっときつかった。いちいち喫煙室に行かなくてはなりませんでした。『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』は、北店と南店と2カ所あります。
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 上記は2002年当時の記事で、「Pensionat Odenは、北店と南店と2カ所あります。」などと書きましたが筆者(fanta)がどっちに泊まったのか分かってないですね(多分地理から言って『北店』?)。
 現在のネットからリンク、Pensionat Oden。窓からの景色は覚えてないわ。いずれにせよ2階だったから、大層な景色では無かったはずです。無理やり思い出せば、前の車道?

 今、2013年、ネットで、Pensionat Oden を検索してみました。確かに記憶のある写真が出てきました。特に”ゲイホテル”とはうたってはいない。まあそりゃそうでしょう。タイ、バンコク、ハッテン場併設ゲイ専用ホテル『バビロン』だって、一般ホテルの様相でネットに出してるもんね。

 2002年当時の記事からも垣間見られるように、ゲイだけをターゲットにしたホテル商売って一種の理想だけれども、それってゲイマーケットに特化できるほどのゲイ観光客が来るか、その土地のゲイだけで回せていけるゲイ人口があるかどうかですよ。
 ストックホルムの人口は約75万人、まあ、ギリギリのところでしょう。

 海外のゲイホテルってなんか行く前はスイートなイメージを勝手に持っていたけど、結局、各国いろいろゲイホテル行きましたが、スイートなことがあったのは、バンコクのバビロンだけでしたね。ああ、バリも良いことあったか・・。
 基本的にはゲイホテルって、”ゲイのスタッフがいるってだけのホテル”ってのが、取りあえずのfantaの結論です。

 当時、事前にゲイホテルを予約しなかった訳は、ゲイホテルって場所が辺鄙なところにあることが多いんですよ。だから現地に着いて場所を確認してから投宿してた訳。まあ、街を知る上でも正解だと思うけど、いきなり行って通用させられるかどうかはまた話は別だと思う。

 国は違うけど、オランダのアムステルダムで、”あんた何?”みたいな対応されたのは面食らったね。まあ、その後仲良くなったけど。

写真は、ストックホルム、Pensionat Oden 現在の Booking.com より。多分fantaはこの部屋に泊まった。
ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。