スーパー銭湯の不思議な光景
2012/07/26 (Thu)
『スーパー銭湯の不思議な光景』
先日の話なんで、新鮮なうちに書いてしまおうと思う。
先日、10日ぶりぐらいにひとりでスーパー銭湯へ行きました。たまに行くところですね。
前にゲイの友人と行った時に、筆者(fanta)が、「ここって人少ないんだけど若い子確立高いんだよな。何故だろう?」と言ったら、友人が「駅に近いからじゃないの?」と答えた。
そう言えば、駅前だよ、このスーパー銭湯。車人間のfantaにとっては気がつかなかった事でした。「ああ、それ正解だわ」と答えましたね。
で、この日も若い子けっこういて、いい景色だったんです。なんか全裸でいることが楽しくなっちゃって、全裸であっち行ったりこっち行ったり(銭湯なんだから全裸で当然なんだけど)。
ふと脱衣所のすぐ隣にある喫煙所を覗いたら、若い子2人が全裸でタバコ吸ってる。ひとりなんか開チン状態で、なんとあそこがやたらデカい。
『これはすぐに喫煙所に入って観察せねば!』と思い、急いでロッカーからセブンスターとライターを出し、fantaも全裸で喫煙所へ。
この2人、さっき露天でスマホかパソコンかの話をしていた2人だ。明らかにノンケだと思う。
fantaが喫煙所に入って来ても、この2人は意にかいさず、ここでもスマホかパソコンの話を大きな声でしている。
注目すべきは、この2人、向かい合って座ってるんだけど、fantaから見て右の子が、とにかく股おっ広げて、チンコ丸出し、それも『半ば勃起してるんじゃないの?』ってくらいデカいんです。
それで、その右の子は話しながら、たまにチンコさすったり、陰毛を掻いてみたり・・、皮引っ張ってみたり、とにかくチンコいじくりながらしゃべってる。
こちとら勃ってきちゃったよ。さすがに見せるのが好きなfanta(私ね)でも、喫煙所で勃起チンコ晒すわけにいかないから手で隠しましたけど。
さらに不思議だったのは、話をしてるもう一方の左の子が、その右の子の『チンコいじり』を全く意にかいさず、普通に会話してること。『ノンケってそういうもんなんだろうなぁ・・』と、不思議な気持ちで見ていたよ、fantaは。
で、さらにビックリしちゃったのは、右の子が、チンコの皮を引っ張ったりしてるうちに、チンコがだんだん小さくなっていくじゃないの。fantaがセブンスター吸い終わる頃には、右の子のチンコはすっかりしぼんで、普通のコロコロチンコになっちゃった。
じゃあ何? 最初の頃のデカいチンコは、勃起してたってこと? そういうことだよね? それを左の子は意にかえしていなかったってことだよね。
『ノンケってすごいわ』と思ったよ。それとも何? はっちゃけてるゲイカップル? とてもそうは見えなかったけど・・。
ここの銭湯がハッテン場になってるって話聞いたことないし。そもそもハッテン場だとしても喫煙室でそんなことしないし。銭湯歴長いfantaにとって、こんな光景初めて見ましたわ。
帰りの清算時に左の子”だけ”と一緒だったよ。という事は何? 2人は一緒じゃないってこと?
まあ、普通体型の普通な感じの20代中盤という感じの2人でした。
大いにソソられて、サッパリ訳分かんないひと時でしたね。誰か分かる人、ここで教えてください。
写真は『ノンケ日記』さんよりいただいてまいりました。イメージです。本文とは関係ありません。
『ハングオーバー!!』と『アイ・アム・キューブリック!』
2012/07/23 (Mon)
今回もただの日記です。「いままでやった人は忘れたシリーズ」や「ハッテン場でやったことシリーズ」もそろそろ次を書いてもよろしいとも思うんですが、すぐに思い出すことも無く、無理やり思い出すのも脳に悪いと勝手に思ってるので、ひねり出すのはやめときます。まだネタあるはずなんですけどね。ということで、最近の日記。
昨日の深夜、WOWOWで映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』をやっていた。
始めの方の途中からたまたま見て、あまり興味無かったんですが、「タイ人の16才の少年を探してるんだ!」ってなセリフで、『その少年はどういう役者が演じてるんだろう?それ見て見よう』と思って見ていたら、けっこう面白い。
結局、『少年を探すこと』で話を引っ張っていて、やっと終盤に出てきました。なかなかいい感じです。
この作品、西洋人から見たバンコク情緒満載でけっこう良くできてる。途中、ニューハーフへのゲテモノ扱いが気にかかるが、まあ、もともと差別ネタ満載なので、まあいいでしょう。
西洋人のバンコクイメージで気になったのは、これはネットなんかでもそうなんだけど、残酷スプラッターネタを「バンコクだから」みたいなところ。
『BANGKOK』絡みでネット検索すると、多分、アメリカのサイトで、事故死体画像とか出てくる。どうもアメリカ視点だとそういうイメージあるみたい。ベトナム戦争時、タイが保養地になっていたことが関係しているのかどうなのか?
と、ここまで書いて、その少年を演じた俳優を検索したら、『ブロークバック・マウンテン』などの映画監督アン・リーの息子、メイソン・リーということです。台湾系じゃないですか。
写真はネットではそれらしいのが無いので、予告編からキャプチャーしました。
『ハングオーバー』1作目は見てません。だってオヤジが酔って馬鹿をやる話なんて見る気しませんもん。
1作目が上映時、チンコ丸出しだったという話も、興味無かったですが、この2作目もチンコ丸出しシーンが多くあり、TV放送なのでボカシになっていて、『ありゃ残念』と思ったのは事実です。
意外や意外、高度なカーアクションがテンション高かったです。終盤のタイポップらしいバンドも良かった(途中で止められちゃうんだけど)。次の放送時は録画しますわ。
さて、『ハングオーバー!!』で文が長くなっちゃいましたが、最近の筆者(fanta)のお気に入り映画は、『アイ・アム・キューブリック!』。
『2001年宇宙の旅』などの世界的映画監督、スタンリー・キューブリックに成りすまし、イギリスでせこい詐欺をやっていた実在の詐欺師をコメディにした映画が『アイ・アム・キューブリック!』。日本未公開、DVDで出てる。
何が面白いかと言うと、詐欺師を演じたジョン・マルコヴィッチのゲイ演技。また、ゲイバーなどにいる俳優のゲイ演技。
これね、確かに誇張はしてるんだけど、欧米の演劇界の懐の深さを感じますね。本当にゲイらしいところを上手く表現している。
これ昔の邦画なんかだと、2丁目から本物連れてきて、演技がまるっきしダメとか、逆に俳優がゲイを演じてもオカマ、オネエになっちゃうんだよな。まあ、ここらへんの表現の上手さですよ。『アイ・アム・キューブリック!』の優れたところは。
話自体は中途半端ですが、エピソードそれぞれが面白い。マルコヴィッチ演じる詐欺師をニイちゃん(イギリスでは有名人らしい)が逆にやりこめちゃうところなんて最高ですわ。買うか借りるか、fantaお勧めです。
写真はメイソン・リー。
ジョン・バリーばかり聞いている
2012/07/10 (Tue)
このところ当『ファンタダイアリー』、筆者(fanta)にとってはディープな話題ばかりでしたので、ちょっと気を抜きます。単なる日記として書きます。バンコク・某国旅行から帰って来て、忙しいということもあったのだけれども、スポーツセンターには行かずじまい。
このスポーツセンター(つまりジム)に行く行かないは、パターンがあって、行き始めると行く、止めると行かなくなる。
そのきっかけは「なんでもいいんだ」って精神科医は言っていましたね。
うつ期にこのパターンにはまると、パタッと行かれなくなっちゃう。今回のfantaの場合は、もちろん旅行及びその後の疲弊感ですよ。
それがまた先週から行き始めた。多分続くと思う。精神状態はまあ良くなってきてるんだと思う。
だってさ、うちに居る時、何してると思います? レコード聞いてるんですよ。
『レコード聞くのが何か?』と思うでしょう。ごもっともです。あのですね、うつの時は、面倒くさくってレコードなんてとてもじゃないと聞けないんですよ。
レコード棚からLP引っ張り出して、プレーヤーの上のお盆をどかして、スピーカー切り替えて、レコードをセットして、針を落として、片面ひっくり返してなんて、うつの時はできない。それが今できてるんだから、まあ、良くなってるんだと思う。
ジョン・バリーばかり聞いてますよ。
『ジャン・バリーって誰それ?』って思う人も多いでしょうけど、まあ、分かりやすいところで映画007シリーズの作曲家ですが、有名な『ジェームズ・ボンドのテーマ』自体の作曲はジョン・バリーではない。ジョン・バリーは編曲です。そのパンチの利いた編曲で大出世したという訳。2011年1月に77才で亡くなっている。
大衆的なヒット曲は、『007/ゴールドフィンガー』(64年)ぐらいしか思い当たりませんね。『野生のエルザ』(66年)他でアカデミー作曲賞などいろいろ賞は取ってるけど、一般的には『ああ、聞いたことある』程度じゃないでしょうか? まあ、マニア向けですよ。ああ、『死亡遊戯』が知られていると言えばそうかも。
とにかくfantaは中学時代からジョン・バリーが好きでね、ずーっと聞き続けて、買い続けてる。
何が良いのかと言うと、ダークな雄大さかな?
今日もすでにLPで持っていてCD-R焼きもしている『ブラックホール』のCDをアマゾンで買ってしまった。4千円ほど。高いのに・・。何故ならLP盤より20分長いという情報を耳にして、さらにはamazon-jp の「在庫1枚」(本当なのかどうか?)を目にして、ほぼ衝動買いですね。
スポーツセンターに話を戻します。ほぼ3ヶ月間、トレーニングしてなかった訳ですが、身体がその間、どうなったかと言うと、何と痩せてる。旅行行く前の66キロから、61キロに落ちた。単純にあまり食べないのと動かないので、脂肪と筋肉が同時に落ちてるんだと思う。初めてのパターンです。
案の定、ジムで以前持ち上げられてたウエイトが、持ち上げるのにきついきつい。筋肉が落ちてるのは明白。少しウエイトを落としてやり返し始めていますよ。以前はダイエットだったけど、今回は筋肉付けに集中できますね。
写真はここよりイメージです。本文とは関係ありません。
J・エドガー
2012/07/02 (Mon)
単なる映評では、この『ファンタサイケダイアリー』としては芸が無いので、この作品、無視しようと思ってましたが、脚本のダスティン・ランス・ブラックのWikiを読んで書く気になりました。何故ならダスティン・ランス・ブラックが、『ミルク』の脚本家でもあることを知ったからです。クリント・イーストウッド監督最新作品『J・エドガー』に対するモヤモヤした釈然としない印象の原因が、このダスティン・ランス・ブラックの脚本とクリント・イーストウッド監督とのミスマッチにあることを確信しました。
まず、映画『J・エドガー』について、この映画は、アメリカFBIを作り、50年近く長官として君臨したジョン・エドガー・フーヴァーの公私を描いている。
面白かったかどうかと問われれば、20代から老人になり死ぬまでのジョン・エドガー・フーヴァーを老けメイクで見事に演じきったレオナルド・ディカプリオが、面白くってしょうがないですね。
結局、この映画は何を言いたいかと言うと、なんだか分からない。結局”老人ゲイラブストーリーなのかどうなのか?
イーストウッド監督に、それをやりたかったのかと問うならば、「いや、俺は脚本に書いてあることをしっかり撮っただけだよ」と言うと思うんですよね。
つまり、脚本のダスティン・ランス・ブラックが偏向してるんですよ。ハッキリ言って。
ダスティン・ランス・ブラックは、この作品を”クローゼットゲイのラブストーリー”として書いてる。『ミルク』の脚本家ならさもありなんです。『ミルク』も主演は光ったが、内容は偏向したゲイリブ映画だと思いますからね。
じゃあ、その”クローゼットゲイのラブストーリー”が感動を呼ぶのかといえば、呼ばない。魅力も無い。
それは、監督がそこに魅力を感じていなかったからだと思う。
特典(ブルーレイで見た)で、「クリント・イーストウッドは、特に強調していない」ってなことを言ってる。
ダスティン・ランス・ブラックのWikiを読んで呆れたわ。なにが「近所の少年に慕情を感じて悩んだ」だ? 自分のセクシャリティを売り物にしてるとそのうち息詰まるよ。
まあ、想像するに、「フーヴァー長官は、ホモセクシャルである」という指摘が以前からあり、その人物の伝記の脚本を書くならゲイ映画の秀作を書いたダスティン・ランス・ブラックが適任であるということで、彼にお呼びがかかったのではないでしょうか?
つまり、お呼びをかけたのは、クリント・イーストウッド率いるマルパソ・プロダクションズであり、まあ、いかにもノンケらしいストレートな発想だなと思う次第です。
イーストウッドは昔からそういうところあるからね。「ゴー・ヘッド!」ってなところ。
追伸・ああ、「ノンケの会社でセクシャリティを売り物にして働いていたゲイ」は、自分自身でもあったなと、今、気がついた。写真は『J・エドガー』より、レオナルド・ディカプリオ。
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