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スウェーデン その3 ストックホルムのゲイホテル.

kage

2013/02/10 (Sun)

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ホテルの近くの地下鉄の駅から
ホテルへ行くまでここら辺えらい迷ったんですよ。
クリックすると大きくなります。
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Pensionat Oden 現在の Booking.com より。
多分fantaはこの部屋に泊まった。)
 意外とストックホルムの記事、ボリュームありましたんで、ドンドン出すことにしました。ご了承ください。

 今回は、原稿順ではなく、スウェーデンのゲイホテルの記事をそのまま掲載です。結構文字数あるんで、分割したいところですが、割っちゃうと何だか分からなくなるので、ドンと全部出しましょう。

 前回と同様、まず、2002年当時の原稿をそのまま出し、後述で今の感想を書きます。今回もエロネタは無いですね。

エピソード
■憧れのゲイホテル

 日本ではこのゲイホテルにあたいする施設は見あたりません。世界のゲイガイドやゲイ雑誌(主に欧米)には、このゲイホテルの広告や紹介がたくさん載っています。一度この手の施設に泊まってみたいと思ってたんですよね。

 ストックホルムのゲイホテル『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』に3泊しました。前日泊まったビジネスホテルよりも安い金額(1泊7000円ほど)で、部屋は大きくてきれい。まあ後は、設備がちょっと貧弱なプチホテルってところでしょう。

 ここに行くまでがちょっとたいへんでした。場所が中心街からちょっと離れているので(地下鉄で中央駅から2つ目、Hornsgatan 66b)、荷物を引いて探すのに手間取った。探し当てたのはいいが、普通のホテルと違ってレセプションがない。日本で言えば、入り口で暗証番号を押して中に入るマンションタイプ。しょうがないので不得手な電話をかけ(これもまた特殊なテレホンカードで、まごついた)やっとオーデンホテルに到着。

 カードで3日分先払い。朝食つきで食堂は共同。たったひとつ空いていたという(ホントかよ?)僕の部屋は、シャワーが無いので廊下の先の個室シャワー。

 このホテル、ゲイ雑誌で『ゲイのための…』といったキャッチコピーでずいぶん広告を打っているが、実際どういうコンセプトなのか、けっきょく把握しきれなかった。というのも、スタッフはゲイでいろいろ情報を教えてくれるし、共同の食堂(10席ほどのただのキッチン)では、他のゲイのお客さんと会話交流ができました(ハードゲイっぽいイギリス人とけっこうお話ししました)が、他のお客さんには、年輩男女のカップルはいるし、フレンドリーな黒人女性(レズビアン?)や、スペイン系の若い男女カップルなどと会った。ゲイがいることはいるが、とくにゲイが多いという感じはしないんですよね。少なくともゲイのみのホテルではないことは確かです。

 部屋は快適でしたが、愛煙家の僕にとって、禁煙なのはちょっときつかった。いちいち喫煙室に行かなくてはなりませんでした。『ペンショナット・オーデン、Pensionat Oden』は、北店と南店と2カ所あります。
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 上記は2002年当時の記事で、「Pensionat Odenは、北店と南店と2カ所あります。」などと書きましたが筆者(fanta)がどっちに泊まったのか分かってないですね(多分地理から言って『北店』?)。
 現在のネットからリンク、Pensionat Oden。窓からの景色は覚えてないわ。いずれにせよ2階だったから、大層な景色では無かったはずです。無理やり思い出せば、前の車道?

 今、2013年、ネットで、Pensionat Oden を検索してみました。確かに記憶のある写真が出てきました。特に”ゲイホテル”とはうたってはいない。まあそりゃそうでしょう。タイ、バンコク、ハッテン場併設ゲイ専用ホテル『バビロン』だって、一般ホテルの様相でネットに出してるもんね。

 2002年当時の記事からも垣間見られるように、ゲイだけをターゲットにしたホテル商売って一種の理想だけれども、それってゲイマーケットに特化できるほどのゲイ観光客が来るか、その土地のゲイだけで回せていけるゲイ人口があるかどうかですよ。
 ストックホルムの人口は約75万人、まあ、ギリギリのところでしょう。

 海外のゲイホテルってなんか行く前はスイートなイメージを勝手に持っていたけど、結局、各国いろいろゲイホテル行きましたが、スイートなことがあったのは、バンコクのバビロンだけでしたね。ああ、バリも良いことあったか・・。
 基本的にはゲイホテルって、”ゲイのスタッフがいるってだけのホテル”ってのが、取りあえずのfantaの結論です。

 当時、事前にゲイホテルを予約しなかった訳は、ゲイホテルって場所が辺鄙なところにあることが多いんですよ。だから現地に着いて場所を確認してから投宿してた訳。まあ、街を知る上でも正解だと思うけど、いきなり行って通用させられるかどうかはまた話は別だと思う。

 国は違うけど、オランダのアムステルダムで、”あんた何?”みたいな対応されたのは面食らったね。まあ、その後仲良くなったけど。

写真は、ストックホルム、Pensionat Oden 現在の Booking.com より。多分fantaはこの部屋に泊まった。
ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。