スウェーデン その4 スウェーデン人
2013/02/20 (Wed)
確か市民ホール前の裸像。 |
今回は原稿執筆順です。いつものように2002年当時の原稿をそのまま出し、後述に現在(2013年)の感想を述べます。
********
●スウェーデン人
単一民族が目立った前出のフィンランド人とはうってかわって、ストックホルムの街の人は多種多様な民族。これはスウェーデンの移民政策により、ヨーロッパ各地から多様な民族が入ってきたためです。
いかにも北欧といったシャープな顔立ちより、それを少しまろやかにしたした感じの人々が中心でした。やはり体格は大柄。
特筆すべきは、とにかく皆さんたいへん親切。お店の人に限らず、地図を見てるだけで道行く人が「教えてあげましょう」と声を掛けてくれる。ヘルシンキの人も親切でしたが、ヘルシンキの紳士的な親切さとはちょっと違い、ストックホルムは下町人情という印象です。
一方、話には聞いていましたが、街中で男女カップルが、いちゃいちゃベタベタ、ディープキスまでしてる様は、ちょっと引いてしまいました。けっこうそういうカップル目につきました。さすがにディープキスのゲイカップルは見れませんでしたねえ。
********
今(2013年)から思い返しても、スウェーデンにはとても良い印象を持っています。原稿に書いた”下町情緒の親切さ”というのはホントですね。
道で地図を広げているとおばさんが「どこ行くの?」と声をかけてくれたり、ゲイホテルのそばのハッテン場に行くため、道で通りがかりの男性に、「どこどこの住所はどっちですか?」と訊いたら、「どこ行くの?そこまで連れてってあげるよ」と言われ、「うっ!」っと口ごもったことがありました。
「いやいや、その住所の大体の場所でいいです」と言いましたが、『は~ん、何か訳ありだな・・』といった感じで、「オーケー(笑)、そこはこの方向だよ」と明るく教えてくれました。人に余裕があるという感じがしましたよ。
初日、アーランド空港からストックホルム駅へ、ホテルが見つからず、道すがらお水系の女性2人にホテルの場所を訊くと、キャッキャと教えてくれました。ホテルも親切でしたねえ。
食べ物が上手かったってのは、もう言いましたっけ? ハッテン場探訪の途中に寄った、ビザ屋の旨いことこと旨いこと・・。
あまりの旨さに店の人に、「このピザは最高に旨い!(ベリー、デリシャス!)」と言ったほどです。
男女ディープキスはあちこちで見ましたね。あれはカルチャーショックだな。あれ1歩踏み込めば、ペッティングになるんじゃないの? 国民性の違いとしか言いようがないですね。良いとも悪いとも言える立場では無いですね。
写真は、ストックホルム。
彫刻は、ストックホルム市街地より:。fantaが撮りました。確か商店街の突き当り。