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とんでもない夢を見た ハッテンバトル.

kage

2013/01/30 (Wed)

 とんでもない夢を見たので忘れないうちに記録しておこうと思う。

 まあ、大雑把にいえば、体育館みたいなところでの車型ロボット(?)のようなモノ数十台の衝突ゲームバトル兼ハッテン行為なのだが、とにかく独特な世界なので細かな説明が必要。

 とにかくその場所は、ハッテン場として位置づけられているのだけれども、その場の参加者はそれぞれ独特な形態をしており、基本的には車のように座高が低い。ヱヴァンゲリヲンのロボットを座高を低くして、妖怪大戦争の妖怪のキャラにしたような感じ。

 それぞれのロボットには、運転者がいるのではなく、ロボットらしきその妖怪変化自体に人間のキャラクターが宿っている。

 そこで何をやるかと言うと、それら妖怪変化同士入り乱れての”ゲームバトル”兼”性行為”である。それら妖怪変化の中には筆者(fanta)も参加している。

 みんな人間よりふたまわりぐらい大きく、戦闘スーツのようで、それぞれ独特の武器のようなモノを身体に備え付けてある。fanta自身がどのような形体をしてるかは不明。

 バトルの仕方は、その会場らしき薄暗いスペースを虫のように這いつくばって行われる。まず、ガチンコで相手に体当たりし、その後、互いの武器を使い、複数でまぐ合うといったことらしい(夢だからね『らしい』としか言えない)。

 つまり、「ビリヤード」と「カークラッシュレース」と「ヱヴァンゲリヲン」と「妖怪大戦争」と「TVバトルゲーム」と「柔道」と「ハッテン場乱交」を混ぜたような感じ。

 もうすでに会場内では複数個体がぶつかり合ったり、まぐ合ったりしてる。
 fantaの前に現れたのは、シャープなルックスをした高校生みたいな子。身体はカマキリのような形をして、カマキリのカマに当たる部分、両手は大きな”耳かき”になっている。

 『耳かきなんて危なくねェ?』とfantaは思うが、そのカマキリ型ロボットは、fantaを一瞥して行ってしまう。
 fantaは、『よしこの子はタイプなんで、あとでバトルしよう』と思う。

 別の場所では、別のロボット(妖怪?)同士がまぐ合って(戦って)いる。片方はfantaの昔からの友人Tだ。Tの顔はピノキオのように木彫りで、本人の顔をデフォルメされている。『随分オシャレ(何がオシャレなのか分からんが)に決めたな』と思うfanta。

 Tからは(夢の中の)過去に、「fantaの武器は弱いからおもろないねん」と言われていたのを思い出し、『よし体当たりしてやろう』と、Tを挟み込むようにしてTの相手に突撃! Tが頭をグラグラと揺らし、相当ダメージを受けた模様・・。ここらで目が覚めた。

 まあ、他にも弱って会場を去る者(ロボット?妖怪?)などの描写などがあるが、夢に過ぎないんでコマゴマ書きませんが、いずれにせよこの夢って、ベースはハッテン場ですよね。映像は違うが、似たようなこと散々やってきてる。

 現実の話として、大好きな京都の友人(愛人)Tは、5,6年以上連絡取ってないんじゃなかったか? 互いに年いっちゃったんで遠慮してるのだ。京都と神奈川の距離もあるしね。

 Tとは付き合い長い(90年代前半にfantaが経営してるゲイ通信会社のパーソナリティだった)。中途半端なエッチが3回。1回は琵琶湖で手を出さず全裸写真撮影。1回は鳥取だかのホテルで上に乗っかっただけ。3回目は、鹿児島のハッテン場の3Pでフェラされただけ。良い思い出です。正直また会いたいな。好きだからね。

写真はイメージに過ぎません。

大島渚

kage

2013/01/22 (Tue)

 映画監督、大島渚が亡くなった。

 次々と著名人は亡くなるし、ワイドショーは取り上げる。まあ、亡くなること含めて、それは普通のことなので、よろしいのですが、全く興味のない業界、興味を持っていなかった方を長々と時間を割いて、ああだこうだお悔やみの放送をされても、『チャンネル変えてしまいますよ、亡くなった事実だけ伝えられればいいのだから』というのが本来の筆者(fanta)のスタンスなのだけど、大島渚は違ったね。葬儀の中継に見入ってしまった。fantaは大島渚に思い入れがあるからだ。

 ゲイ雑誌『薔薇族』のゲイ映画特集を書いた時に、日本の「『ゲイ映画』の監督」として、まあ、特別枠みたいな感じで大島渚を取り上げた。

 大島氏は、ストレートだと思いますよ。ただ遺作の『御法度』は、まあ話はモロ、「男たちによる美少年の取り合い」だし、日本のお小姓文化みたいなのを描いた。

 オトコのオトコに対する情念だものね。性愛的なところまで多少触れてたと思う。
 これを『ゲイ映画』とせずになんとしよう。

 まあ、映画としては佳作どまり、大島氏自身も当時「いまいちでした。私の責任です」と言ってたな。

 『戦場のメリークリスマス』もそう。
 出演者の北野武が当時、「これは大オカマ大会だね」と言っていたが、まあ、そのとおり。

 ホモセクシャル行為をしたかしないかが話の節々に出てくるし、たけし扮するハラ軍曹とロレンスの関係は、”友情”と捉えてよろしいが、坂本龍一演じるヨノイ大尉と、デヴィッド・ボウイ演じるジャック・セリアズとの関係は、『惚れてしまった・・。それを優しく受け止めた』としか解釈しようがないわな。

 『戦場のメリークリスマス』は、カンヌ無冠で、傑作という表現は馴染まないが、心に浸み入る、限りなく傑作に近い愛おしい作品だと思います。

 デヴィッド・ボウイがスクッと立って、坂本龍一の音楽、ヨノイ大尉を抱きしめ、両頬にキス・・・。泣けるよ。

 とにかくね、情念の映画作家なんですよ、大島渚は。『愛のコリーダ』『愛の亡霊』も言うまでもない。その情念を力強く描き、さらにエンタティメントに仕上げる映画監督はそうそういません。

 以前、某掲示板に、「大島が死んだら邦画は終わりだよ」とfantaは言いましたけど、ほぼそんな感じだと思いますよ。他に誰が居ますか? 80才以下で、こういう戦闘的な映画作家は?(80才以上だと山田洋次が居る、こちらは松竹伝統文化ですが・・)。

写真は、『御法度』と『戦場のメリークリスマス』の海外版。

スウェーデン その2 ストックホルムの街.

kage

2013/01/20 (Sun)

駅近くの商店街
商店街にある裸像(確か市民ホール前)
 この『ファンタサイケダイアリー』には、別ネタでワンテンポ置いてから、スウェーデン記事にするつもりが、スウェーデン記事、前回と続きます。恐縮です。今回は原稿を書いた順に出します。まず、2002年当時の原稿をそのまま、後述で今の感想を書きます。今回はエロネタは無いですね。

■■■■ ストックホルム ■■■■

 スウェーデンの首都で人口は約71万人。街のほぼ3分の1が緑地で、公園が至る所に広がっています。湖の上に位置する14の島から成りたっている。自然と人間、古い伝統と新しい息吹が優雅に調和している街。以上のような表現がたいていのガイドブックには書いてあります。
 しかし筆者が実際に行った印象はちょっと違う。
 意外だったのは街の雰囲気。スウェーデンの街なんて、きれいでお洒落で落ち着いていてなんてイメージがあるじゃないですか? 全然違う。ガチャガチャしていてうるさいうるさい。
 「ここは上野だワ」と思いましたね。じゃなければ大阪の難波。そこにディズニーランドのシンデレラ城を何本かぶっさしたような街(凄い表現!)。

 ストックホルムにもファーストフード定食屋のケバブ(KEBAB)がありましたが、ヘルシンキよりも年期が入った印象で、こっちの方が先行していたものと思われます。ケバブに限らず、ケーキやコーヒーなど軽食を含め、とにかく食べ物はまったりと濃い。このストックホルムの食べ物が海外でいちばん美味いと思いました。

 1月は日が短く午後4時頃になるとまるで夜です。とにかく暗い時間が長いので、感覚の切り替えにちょっと苦労しました。裏通りなどの閑散とした夜道を低学年ぐらいの子が歩いたりしてると、つい日本の感覚で危なっかしいなぁと思ってしまいましたが、まだ3時半頃だったりするわけです。
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 現在(2013年)から思い起こして。

 この時は、フィンランドの後の旅行でしたから、まずストックホルムのアーランド空港で、「ホテル案内所」が無いってのがショックで、その後、電車で30分ぐらいでしょうか?駅に着いて、駅の案内所がクローズ。駅は昭和の上野ですね。人々も田舎っぽくて正直、ダサい。ごろ寝してる人も多く、だいぶ怖かったのが本音。

 そこらへんからホテルへは次のエピソードで書いてありますが、とにかく上野ってのはけっこう的を射た表現ですよ。

 ケバブってのは後で知りましたが、アラブ料理らしくて、北欧の料理ってことでは無いようです。食べ物は確かに上手かった。これは、筆者(fanta)が知っている限り、世界一です。

 駅からの商店街は、確かアーケードのようになっていて、これも東京で言えば錦糸町、商店街界隈の看板なんかは、あくまでもアルファベットですから、60年代から70年代初めの頃のアメリカ映画に出てくる商店の風景に見えました(2002年時点ね)。

 今、当時の原稿を読み返して、喫茶店でエスプレッソを飲んだのを思い出した。カウンターでぎゅうぎゅう詰めになっての喫煙。当時は喫煙はうるさく無かったですから(今は知りません)。
 英語でお店のおばちゃんに何か訊いたら(何を訊いたか忘れたけど大したことじゃない)、訊こうとしてfantaが口を開けようとしたら、そのおばちゃん、「ちょっと、ちょっと」と娘らしき若い女の子を奥から引っ張り出してきた。その女の子と話が通じ事なきを得たが、『年輩だと英語が分からないんだ』とfantaは思いましたね。

写真は、ストックホルム。fantaが撮りました。

スウェーデンの記事があった エピソード1 日本人のチンコ.

kage

2013/01/08 (Tue)

 およそ6年ぶりぐらいに過去にゲイ雑誌『薔薇族』に書いた、「スウェーデン・ゲイ旅行」の文面が見つかった(焼いていたCD-Rが見つかった)ので、あらためて、ここ『ファンタサイケダイアリー』で発表、まとまったら、別ウェブサイト『海外ゲイ旅行』に出す予定です。

 当時の原稿の書き順には出さず、読みやすいところから出していきます。
 後述で今の目から見た筆者(fanta)の感想を書きます。
 まず下記、ほぼ原文(2002年当時)です。すでにスウェーデン、首都ストックホルムのゲイプレイスを一応廻った頃のエピソードですね。

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■日本人のチンコ
 これは迷路ビデオボックス&シアターでの出来事です。ハッテン場「ベースメント」だったですね。夜9時頃訪れると、ハッテンスペースには10人ほどの若いのから年輩のゲイがいました。

 ちょっと東欧系の目鼻立ちハッキリした色黒のにいちゃん(25歳ぐらい)が、僕を見てウインクしたり、唇をチュッと音たて合図したりする。この人けっこう僕のタイプ、美しい顔立ち。『ああ、このアプローチの仕方、色っぽい…』とか思い、2人して暗がりへ。

 ちょっとさすったりしてると、年輩の人(ほとんどおじいさん)が横から僕に手を出してきた。こちとら(南島ね)横入りがあっても対応のテクニック持ってますし、イヤならきれいに気持ちよく、その人を傷つけずに避けるテクニックもあるつもり。ところが相手の東欧系にいちゃん「ジジイ!あっち行けっ!」だって…。ちょっとビックリしてしまった。そりゃないだろ。おじいさん逃げてった。可哀相に。まあ、僕たち続行してたけど…。

 そのうち、にいちゃん「サックミー・プリーズ(フェラして)」って言ってきた。生じゃイヤです(危ない!)から、「ゴメンね、できない」って言ったら、そのにいちゃん、コンドーム付けて、「ハイ、これで…」だって。ああ、めんどくせ。

 「君、どっから来たの?」って、にいちゃん訊くんで、「ジャパン…。日本人って知ってる?」って聞き返したら、「知ってるよ。日本人のチンコは、デケえんだろ?」って言った。そうかなぁ? スウェーデン人の方がでかいと思うけど…。何しろ彼のささやき声では、ジャパニーズ、コック、ビッグ、ユーという単語しか聞き取れなかったんで、ひょっとしたら違うこと言ったのかも。

 まあ、お世辞としてはうまい! お返しに「ユー・アー・ソー・ビューティフル!」って言ってあげました(ああ、歯が浮く)。「サンキュウ~」だって(赤面)。

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 現在(2013年)の感想。
 書いた当時は、嘘や作り事は一切書いてません。大げさにも言ってません。それは当時、そのポリシーで原稿書いてましたから、自信あります。ただ、今、久々に読み直してみて、”そんな事あったっけ?”とすっかり忘れてる場面があります。具体的にはおじいさんのところ。

 逆に、今、思い起こして、ハッキリとビジュアルとして覚えていることを挙げた方が早いですね。具体的には、「サックミー」のところ。イヤイヤ事務的にやったのを覚えてる。
 この『東欧系の目鼻立ちハッキリした色黒のにいちゃん(25歳ぐらい』というのもシルエットぐらいしか覚えていません。服を脱ぐハッテン場じゃないので服のシルエットでスリム系でしたね。

 fantaは、このにいちゃんに対し、『少々ビビっていた』のは確かですね。その感覚は今でも分かる。おじいさんの件があったからなのかもしれません(忘れているけど)。

 文面自体が、『今読むと赤面』ってのは、まあしょうがないですね。開き直るしかない。

 写真は、Sweden nude boy の検索でトップに来た写真。ここより(httpを付けてください)、修正はfanta。
 「まあ、こんな感じのにいちゃんか?」と訊かれれば、「イメージはこんな感じかも」と答えますね。