2ntブログ
2013 12 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2014 02

映画館でちょっと驚いたこと

kage

2014/01/18 (Sat)

bright13.jpg
duga6th.jpg
 まあ大したことじゃないのですが、久々に映画館に行ってちょっと驚いたことがありまして、それは最後に言います。

 最近はすっかり映画はwowowで見てる筆者(fanta)で、ビデオレンタルも滅多にせず、映画館も年数回しか行かない。

 アメリカ映画新作『ゼロ・グラビティ』が、”3Dで見なければ話にならない”という噂を聞き、連れを誘って映画館に行くことにしました。

 fantaの地域、神奈川県中央は、シネコンが7キロ圏内に軽く4つはある。どこも3D上映してるので、どこでも良かったのだが、連れがIMAX上映に拘ったので、南町田のグランベリーモール、109シネマズへ行く。

 ちなみにfantaのIMAX認識は、”IMAXとは上映規格のことであり、音響が良いのは認めるが、スクリーンサイズは左右若干削られる”です。実際、過去に別の映画で見比べることがあって、そういうふうに思ってる。

 もうちょっと正確に言えば、IMAX用に製作された作品ならば、”画面の上下がプラスされている”です。fantaは専門家ではないので違ってるかもしれません。
 いずれにせよ、3Dならば、横長サイズより少しでも視野をおおったほうがいいだろうとfantaもIMAXで納得です。

 『ゼロ・グラビティ』は、映画史に残る画期的な作品でしたね。IMAXが有利かどうかは見比べてないので分かりませんが、3Dが必須であることは間違いないです。

 さて、ちょっと驚いたこと。『ゼロ・グラビティ』は全然関係ない。シネコンに置いてあった映画のチラシですよ。

 今後上映の新作チラシ。これが3ツ折りの裏表カラー。手に取った作品だけかと思ったら、他の作品も3ツ折りの裏表カラー。
 邦画の山田洋次監督『小さなおうち』さえも2ツ折り裏表カラー。

 裏モノクロの頃から映画チラシに興味のあったfantaで、裏表カラーになった時(10年以上前?)もふ~んと思いましたが、3ツ折りの裏表カラーを初めて見て、少々驚きました。

 印刷代が安くなったのか、そこまでするべき必要性が配給会社にあるのかどうなのか、だってこれタダで配るものであって、”誰が得するんだろう?”という感じです。

 いや、全く悪いことではないですけど、これ一枚手にすれば、パンフ(プログラム)売れなくなるんじゃないかと、単純に思いました。余計な心配と言えばそれまでですが。

 3ツ折りの裏表カラーになった裏話でも聞きたいところです。
 写真はたたんだ状態のチラシ(上)と、広げた状態のチラシ。

苦役列車

kage

2014/01/11 (Sat)

fankoeki01.jpg
fankoeki02.jpg
fankoeki03.jpg
 邦画『苦役列車』をwowowの録画で見る。筆者(fanta)がこの作品を見たことを記録したいと思うのでここに書きます。

 まず、fantaが管理している別サイト『メンズウォッチング』的な見方で申しましょう。

 男の裸のシーンは、大きく2シーン。主人公・貫多(森山未來)と友人の正二(高良健吾)、康子(前田敦子)が下着姿で海ではしゃぐシーン。
 森山未來は白のブリーフ、高良健吾はトランクス、前田敦子はシミーズ姿で、海水浴と変わらず、特にどうとないシーン。

 もう1シーンは、唐突に(唐突の理由が撮影事情で、裏話があるようですが詳細は不明)、森山未來がブリーフ一丁で道路を走る前ショット。
 そこそこ長いシーンで、ブリーフの上からチンコの位置が分かります。

 森山未來の身体は、スリム+無駄な脂肪という感じで、役柄上、違和感は無い。
 むしろ身体造りでも演じきっているのかと思わされるほど主人公が表現されている。

 後は風俗で抜くシーンがある程度で、作品全体として『メンズウォッチング』で取り上げるほどのものではありません。

 とにかく、まあ何と言うか、”衝撃を受けた”と言うと大げさで、と言って、”この映画作品は良かったです”では、軽すぎますね。

 この作品に点を付けるとすれば、82点。アベレージは確実にクリアーしているが、傑作かと問われれば、素直にそう答えられない。ただ、筆者を惹きつけた魅力は大いにあった作品ですよ。

 まずネット上でも皆さんおっしゃってますが、森山未來がいい。この性格の捻くれた主人公を見事に演じきってる。
 物語がいい、気持ちがリアルだ。感動させるって訳じゃない、共感するという感じでしょうか。

 下北沢云々で主人公がキレるシーンは、笑っていいのか、反省すべきなのか、複雑に面白いシーンでした。

 原作に興味を持ったので、ネットで調べてみました。なんと、(と言うか、すでに周知の事実なのか)原作は原作者・西村賢太氏の自伝的な作品で、主人公の生い立ちなどほぼ原作者と同じ。
 いわゆる私小説という作品。144回(2010年下半期)芥川賞を受賞している。

 ネット上で新潮社が、出だしだけ文面載っけてますね。
 そこに"パンパンに朝勃ちした硬い竿に指で無理矢理角度をつけ"という文章が載っていて、それをネタにネットで騒いでるのは子供かね?
 まあ、モデルが森山未來ならソソられるが、ここで原作者を思い浮かべちゃいけないな。

 近年は滅多に小説など読まなくなったfantaですが、最近TVに出てるムサいおっさんの原作者が主人公だという事を覚悟して(と言うか森山未來に変換して)、原作を読んでみようと思いました。今度本屋に行けばまず買うでしょうね。

写真は、映画『苦役列車』、ネットから。

新報道2001を見てキレた

kage

2014/01/05 (Sun)

boys200.jpg  あまり愚痴っぽいことは言いたくはないのですが、先ほど、今朝予約録画していたフジテレビの報道番組「新報道2001」を見て、さすがに何か言って吐き出さないと溜まらなくなってきました。

 「新報道2001」は、毎週日曜の朝やってる番組で、筆者(fanta)は毎週欠かさず予約録画で見ている。政治経済、社会問題をまあそれなりにキチンと取り上げてるからだ。

 さあ、しなびた正月番組のひと段落つき、いよいよTV番組も本腰が入るのだろうと見ていたら、1時間半の全内容、”和食”だよ。和食が悪いとは言わないが、何だこりゃ?明らかに手を抜いてるよ。

 年末年始のTVのつまらなさは毎年のことなので、特に言うつもりは無かったが、さすがに「新報道2001」でキレたわ。

 fantaにとって、2013年年末、2014年新年で印象に残ったTV番組はありませんでした(映画は除く)。
 ”これはなかなか内容があるな”と思った番組は2013年始めの再放送だったりする。

 年末で期待していた鶴瓶とたけしの漫談は今年は無かったようだし(気がつかなかった?)、たけしの収録特番も”なんだこりゃ??”という代物。あとは普段のバラエティを薄めたような番組ばかりの印象。

 ”昔は”なんて言うとまともに年寄りくさいが、昔は年末年始は普段の番組よりも金をかけた面白い番組があったもんだよ(ああ言っちゃった)。

 もしくはfantaに今のTV番組を面白いと思う感性が無くなったか(前にもこんなこと言ったね)、まあそれもあるだろうと思うよ。昔面白いと思う事が、今は思わなくなったと・・。

 ただ、明らかにTVは力を抜いてるよ。力を入れられない社会状況になっているんだと思う明らかに。fantaが子供の頃ワクワクしたような文化のトップランナーでは無くなったのは確かでしょう。

 写真は本文とは関係ありません。好きなの持ってきた。