バンコク・ゲイサウナの匂い

2012/09/24 (Mon)
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『バンコク・ゲイサウナの匂い』
とても馬鹿馬鹿しいことなのですが、筆者(fanta)にとっては、趣き深いので、忘れないうちに書くことにします。
べつに、バンコクに行ったわけでも、ゲイサウナに(日本でも)行ったのでもありません。
バンコクは前回以来、行く用事も無ければ、行く余裕も金も無いです。ただ、今日、先ほど、ある匂いで、『バンコクのゲイサウナ』を思い出したというだけの話。
さっき風呂から上がって、『ユースキンA』というクリームを手にとって、カサカサしがちな右腕の肘に付けた。その後、顔の乳液として、『極潤・ヒアルロン液』というのを手に付けて顔に・・。
いつもは順序が逆なのだが、今日は間違えました。『ユースキンA』のクリームが手に残ったまま、『極潤・ヒアルロン液』を手に付けたから、両方の成分が混ざっちゃって、ベトベトな感じになったのだけども、『ええい!しょうがない!』と顔に付けた訳です。
その時に、まさに、『ああ、これは、バンコクのゲイサウナの匂いだ・・』と思ったということ。
馬鹿馬鹿しいでしょ? だけどまあ、その理由を考えましたよ。
まず、『ユースキンA』が持つスパイシーな香り、まずミント系ですねこれ。このミント系の香りはバンコクのサウナが館内の香料として使ってるってこと。
そして、『極潤・ヒアルロン液』が持つ、いわゆる化粧品の香り。これはサウナにある石鹸とかシャンプーの香りと共通する。
さらにそして、fanta自身の持つ、人間の肌のにおいですよ。この匂いは肌が接するゲイサウナならではのもの。
「バンコクのゲイサウナ気分」を行かないで味わうには、この手があったか、と気付いた今日でした。それだけの話です。
写真は、タイ・ゲイサウナガイドからですが、表示が正常でないので古いサイトなのかもしれません。
釣師海岸

2012/09/08 (Sat)
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『釣師海岸』
一度はヌーディストビーチに行きたいと思ってる筆者(fanta)です。
いや、それもね、キチンとしてるとこ。フランスのアグドみたいにホテルから素っ裸で出てそのままビーチへみたいな、地域公認なところ。
どこだったか忘れましたが、エリア内に全裸ゲイバーがあるところもあったはず。
以前、『薔薇族』の記事作成のため、ネットで徹底的に世界各地調べましたよ。
欧米、南米、オーストラリアでは、ゲイビーチを併設してるところも多くあったはずです。
『行けばいいじゃないか』と思うでしょう。若いうちに行ってれば良かったと心底思いますよ。当時はそうもいかない。海外は仕事だったり、1990年代後期、2000年代前期の取材旅行は大抵冬だったんですよね。
一番ネックになってる事は、大雑把にいえば、アジアにはヌーディストビーチ無いんだわ。隠された場所であるかもしれないけど、ネットからは情報で上がってこない。もしあったとしても施設が整ってるとはとても思えない。
今となっては、基本的にアジア青少年専のfantaにとって、ゲイビーチがあるからといって、わざわざ白人年配中心のところに行く力が(金も)無いのが正直なところ。
まあ、せいぜい、2000年代始めに、バリ島のゲイビーチでこそこそ全裸になって寝てたのがせいいっぱいでしたね(旅行者だろう白人おじさまがひとりいた)。
まあ、『一度は行きたい海外ヌーディストビーチ』のfantaの状況は上記のような感じですよ。
もちろん日本では、ゲイビーチとされるような場所には、それなりに行ってます。具体的には小坪、鵠沼(実際は辻堂)、これらは、fantaの地元だからですね。それこそ学生のときから行ってますし、鵠沼なんかはfantaのヌーディズム原点みたいなところ。
ただ、小坪も鵠沼も、全裸のまま街(せいぜい海岸でも)を歩けるといった場所じゃないですからね。ヌーディストビーチと言うより、ハッテンビーチですよね。その点、とっても物足りないです。
ただ唯一、fantaが聞きかじるところでは、日本で『ヌーディストビーチ』と言えるらしいところ、千葉、房総の釣師海岸が挙がってくるようです。
釣師海岸も前々から『行きたい行きたい』と思ってたところですが、どうも行き方が分からない。fantaのところからは遠いしね。
車人間であるfantaにとっては、車の停め場所が不明というのが、腰が重い理由。10年ぐらい前の情報では車上荒らしが頻発したというのも悪情報ですね。
近くの安全なパーキングに車停めて、タクシーで行こうかとも考えましたが、まあ、ともかく、高所恐怖症のfantaにとって、「海岸までの危険な山下り」が毅然としてある以上、重い腰を上げる気にはならなかったというのが現状でした。
今日、たまたま、大変ご親切な、『はじめての釣師海岸』というブログを発見し、『これは役に立つな』と思った次第ですが、「パーキングの件」と「海岸までの危険な山下りの件」がクリアーされる訳でもなし、『よし行こう!』にはまだなっていません。
『はじめての釣師海岸』は、「当サイトのリンク及びツイートや紹介は、悪意のないゲイの方に限りご自由にどうぞ!!異性愛者の方はリンク及びツイート・紹介等、一切お断り。閲覧も禁止!」とありますが、釣師海岸にノンケのヌーディスト男女グループも来ているという情報は、昔、fantaは耳にしています。まあ、エリアが違うらしいですけどね。そこら辺は、「行ってない」fantaの情報よりも『はじめての釣師海岸』さんの情報を信じるべきでしょうね。
当「ファンタサイケダイアリー」のメインサイトである「メンズヌーディズム」は、男性であれば、ゲイ、バイ、ストレート問いませんので、ヌーディズム興味ある方は、『はじめての釣師海岸』さんを参考にされてよろしいと思います。
釣師海岸の一般ブログ案内には、『行ってみたら凄かった。廃虚や廃村、秘境や遺構の調査レポート』(これ優秀)や、『針小棒大な戯言』がありました。
とにかくですね、fantaにとって釣師海岸は、耳年増な場所で、行きたいけど情報ばかり入って来て行かれないというやっかいな場所なんです。
写真は、ブログ『はじめての釣師海岸』より。
映画感想、『プロメテウス』と『醜聞/スキャンダル』

2012/08/29 (Wed)
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映画感想、『プロメテウス』と『醜聞/スキャンダル』
『プロメテウス』は、「エイリアン」などの名匠リドリー・スコット監督の新作、現在劇場公開中。『醜聞/スキャンダル』は、黒澤明監督、1950年の邦画。何故、この2本なのかというと何のつながりも無いです。最近、筆者(fanta)が見た映画2本というだけの話。
『プロメテウス』はうちの近くのシネコンで見ました。先にネットでの評判を見てしまったので、fantaとしては、同じ日に友人と行った神奈川県座間市の「ひまわり祭り(祭り自体は終了)」のついで。
『プロメテウス』ですが、友人は、「これエイリアンの焼き直しじゃん」と言ってましたが、まあ、fantaとしては、これは「エイリアン・ゼロ」ですね。ここら辺は事前に情報得ていてたんで、さほどがっかりしない。
どちらかと言うと、技術的に良くできてるなあと、好感を感じましたね。まあ、70点。
さて、黒澤明の『醜聞/スキャンダル』。これ、wowowで今、黒澤特集をやっていて、録画して見た。
黒澤作品は、中期、後期の作品はほとんど見ているのですが、『醜聞/スキャンダル』は初見です。
結果的に良かったですが、途中、『このシーンは長すぎるだろう』とか思うシーンが、3シーンぐらいあり、閉口しましたね。
驚いたのは、1950年当時とは思えない、モダンさと言うか、おしゃれ加減というか、まあ、ほとんどがセットでしょうが、終戦5年しか経っていない時代とは思えないほど洒落てるんですよ。それがとても意外でした。
当時は最先端の作風だったと想像します。
志村喬がこの作品の弁護士役を一番気に入っているとのことで、なるほど人間臭い役を生き生きと演じてる。
作品自体は、ヒューマンドラマと銘打たれているだけあって、まあそれ以上でもそれ以下でもないですね。
ラスト近くの三船のセリフ、「星を見た」云々が印象深い。ここら辺、脚本の力でもあるが、ドラマとして特に盛り上がるところもない。演出も競馬場のシーンとかところどころ冴えが見られるが、凡庸ともいえるところも多い。
まあ良かったですというところで、75点。
写真は映画ポスターより。
ちょっと耐えられん! フェンシングの奇蹟

2012/08/06 (Mon)
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『ちょっと耐えられん! フェンシングの奇蹟』
『奇蹟』と表現するのは、選手を愚弄することになるな。奇蹟ではなく、選手の鍛錬と精神力のたまものですね。最初に訂正しておきましょう。
フェンシングの太田選手は、北京の時、当『メンズヌーディズム』で、いわゆる、まあ、「いい男」ってことで取り上げたこともあるので、『頑張ってもらいたい』と、なんとなくNHK-BSの団体準決勝を見てましたよ。
実際、太田選手を理想的なスポーツマンだと筆者(fanta)は、思ってますしね。
何だ?この試合! 見てる方がプレッシャーに耐えられんわ!
基本的にスポーツには興味が無いfantaです。と前回書きましたが、この数日、「よし!」とか、ガッツポーズとか、TVの前でひとりでやってますわ。
昨日のバトミントンもそうだけど、こりゃLIVEで見てなきゃ伝わらんわな。とにかくギリギリの試合をしてるんですよ、日本勢は・・。
さっきのフェンシング団体戦、あと2秒で『負け』ってところで、太田選手が1点取り、延長戦に持ち込んだ。
「構え!」「始め!」で2秒で終わりですよ。そこの2秒で1点取っちゃうんだから、思わず「よし!」でガッツポーズ取ったよ、fantaは。
その後の延長戦は先に1点取った方が勝ち。双方微妙な突きでビデオ判定、日本が勝った。ドイツ選手は釈然としない表情だったね。まあ、無理もないわ。奇蹟みたいな展開だもの・・。
これで、フェンシング日本の金か銀は決まり。いつ決勝戦があるのかよく知りませんが、ここまで来たなら金取りましょう。もちろん誰よりもご本人たちがそう思ってるでしょうが。
取りあえず、凄いものを見たということで、この『ファンタサイケダイアリー』に記しておきます。
・追記 なんだ、NHKデーター放送のスケジュール見ると、今日のこれから深夜2時から「フェンシング男子フルーレ団体」、決勝戦じゃないの? 休ませてやれよ、と思うが、休んだ方が有利なのか、このまま続けたほうが有利なのか? プロじゃないから分からんな。いずれにせよ、LIVEじゃないと意味ない。寝られんなこりゃ。
写真は日刊スポーツより太田選手。
オリンピックとBSフジ・プライムニュース

2012/08/04 (Sat)
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『オリンピックとBSフジ・プライムニュース』
どっちから話しましょうかね? オリンピックから行きますか? どっちから話しても最後には話繋ぎますんで。
ロンドン五輪も今現在、中盤でしょうか? 正直に言いましょう。基本的にスポーツに興味無い筆者(fanta)にとって、これほどオリンピックをTVで見たのは、ほぼ初めてじゃないでしょうか?
ああ、冬季はけっこう見てたか、子供の頃の札幌tと何年か前の長野ですね。
あと、ちなみに、fantaがやってるジムとプールはスポーツでは無い。美容だ。
まあ、通常オリンピックで今回ほど集中して見てるのは記憶にない。
では、何故、fantaはオリンピックを見てるのか? 簡単な話ですよ。fantaがTVに集中する時間帯に、日本の準決勝とかがライブで来るから、ついつい見て、そのまま夜中まで見てる訳。
もうひとつ理由がある。今回のオリンピックが、fantaのTVで、初めての地デジ放送じゃなかったか。そのため、NHKなんかでは、国別メダル獲得数とかがリアルタイムで表示される。
先般の外国旅行で日本の力が弱まってるのを肌で感じてるfantaにとって、『ここは日本勢に頑張ってもらいたい』と心底思ってるからですね。
ハッキリ言って、見てると「若干のストレス」だわ。ギリギリで勝ったり負けたりなんですから。上に上がるほど力が均衡して来るから試合がギリギリになるのだろうけど、スポーツ好きな人は、こういうストレスが快感なんだろうなぁ、「燃える」と言うかさ。
まあ人それぞれ好きずきですから、それはいいとして。銅が多いんだけど、金が取れない。このあと一歩二歩のハードルが高いんだろうなぁ。今日時点で期待はバトミントンか・・。ああ、今、女子柔道決勝やってるわ! それでも国別ベスト8に入るかねぇ?
夜8時から平日に毎日生放送でやっている『BSフジ・プライムニュース』で、先日の日本の金銀獲得が盛り上がってるさなか、スポーツ選手の話題を取り上げた。ここでその回の動画が見られます。
結局は、『選手はつらいよ、現役も・・その後も・・』みたいな話で、メダルムードに水を差す、まことにストイックな内容で、さすが『BSフジ・プライムニュース』だと思った次第。
話ちょっとそれるが、『BSフジ・プライムニュース』は、番組としてけっこう評判高いらしくて、fantaも初期の頃(3,4年前?)から見ている。fantaの視聴者メールも読み上げられたこともあって、ひいきにしてる番組です。
この番組があるのとないのとでは、fantaのTVに対するライフスタイルは随分違っていた。
TV番組の作り方としては、ただの対談番組だが、この番組がTV文化に位置付ける意味は大きいと思いますね。
今日のMXTVの「東京都知事定例記者会見」で、石原都知事が、五輪の質問に鑑み、(水泳・北島がメダル取れなかったことなどで)「なかなか長く維持するのは難しい。(メジャーリーグの)イチローもそうだろ」みたいなことを言っていた。
そのとおりなんですよね。何年もピークを保つなんて人間なかなか無理ですよ。これはスポーツに限らず。「特にスポーツは」だと思う。ピークにオリンピックがあって分かりやすいだけなんだと思いますね。
fantaが映像の仕事をしていたはるか以前、某女性オリンピック出場者付きだったことがある。スポンサーから頼まれたからだ。
闘う姿を間近に見て泣きそうになりましたわ。その選手、オリンピックは出ただけ(fantaは行かれない、そんな予算無い)。その後スポンサーは離れ、コーチと結婚して、スポーツ用具店を経営してる。
・追記 『どうせ商品買うんなら、fantaのうちから車で行ける距離にあるんだから、懐かしさもあり、そのスポーツ店で買おう』と思って検索した。wikiには「**区で経営してる」とあるが、その店自体は出てこないな。
写真はcrapwelike.wordpress.comよりいただいてまいりました。イメージです。本文とは関係ありません。
スーパー銭湯の不思議な光景

2012/07/26 (Thu)
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『スーパー銭湯の不思議な光景』
先日の話なんで、新鮮なうちに書いてしまおうと思う。
先日、10日ぶりぐらいにひとりでスーパー銭湯へ行きました。たまに行くところですね。
前にゲイの友人と行った時に、筆者(fanta)が、「ここって人少ないんだけど若い子確立高いんだよな。何故だろう?」と言ったら、友人が「駅に近いからじゃないの?」と答えた。
そう言えば、駅前だよ、このスーパー銭湯。車人間のfantaにとっては気がつかなかった事でした。「ああ、それ正解だわ」と答えましたね。
で、この日も若い子けっこういて、いい景色だったんです。なんか全裸でいることが楽しくなっちゃって、全裸であっち行ったりこっち行ったり(銭湯なんだから全裸で当然なんだけど)。
ふと脱衣所のすぐ隣にある喫煙所を覗いたら、若い子2人が全裸でタバコ吸ってる。ひとりなんか開チン状態で、なんとあそこがやたらデカい。
『これはすぐに喫煙所に入って観察せねば!』と思い、急いでロッカーからセブンスターとライターを出し、fantaも全裸で喫煙所へ。
この2人、さっき露天でスマホかパソコンかの話をしていた2人だ。明らかにノンケだと思う。
fantaが喫煙所に入って来ても、この2人は意にかいさず、ここでもスマホかパソコンの話を大きな声でしている。
注目すべきは、この2人、向かい合って座ってるんだけど、fantaから見て右の子が、とにかく股おっ広げて、チンコ丸出し、それも『半ば勃起してるんじゃないの?』ってくらいデカいんです。
それで、その右の子は話しながら、たまにチンコさすったり、陰毛を掻いてみたり・・、皮引っ張ってみたり、とにかくチンコいじくりながらしゃべってる。
こちとら勃ってきちゃったよ。さすがに見せるのが好きなfanta(私ね)でも、喫煙所で勃起チンコ晒すわけにいかないから手で隠しましたけど。
さらに不思議だったのは、話をしてるもう一方の左の子が、その右の子の『チンコいじり』を全く意にかいさず、普通に会話してること。『ノンケってそういうもんなんだろうなぁ・・』と、不思議な気持ちで見ていたよ、fantaは。
で、さらにビックリしちゃったのは、右の子が、チンコの皮を引っ張ったりしてるうちに、チンコがだんだん小さくなっていくじゃないの。fantaがセブンスター吸い終わる頃には、右の子のチンコはすっかりしぼんで、普通のコロコロチンコになっちゃった。
じゃあ何? 最初の頃のデカいチンコは、勃起してたってこと? そういうことだよね? それを左の子は意にかえしていなかったってことだよね。
『ノンケってすごいわ』と思ったよ。それとも何? はっちゃけてるゲイカップル? とてもそうは見えなかったけど・・。
ここの銭湯がハッテン場になってるって話聞いたことないし。そもそもハッテン場だとしても喫煙室でそんなことしないし。銭湯歴長いfantaにとって、こんな光景初めて見ましたわ。
帰りの清算時に左の子”だけ”と一緒だったよ。という事は何? 2人は一緒じゃないってこと?
まあ、普通体型の普通な感じの20代中盤という感じの2人でした。
大いにソソられて、サッパリ訳分かんないひと時でしたね。誰か分かる人、ここで教えてください。
写真は『ノンケ日記』さんよりいただいてまいりました。イメージです。本文とは関係ありません。
『ハングオーバー!!』と『アイ・アム・キューブリック!』

2012/07/23 (Mon)

ということで、最近の日記。
昨日の深夜、WOWOWで映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』をやっていた。
始めの方の途中からたまたま見て、あまり興味無かったんですが、「タイ人の16才の少年を探してるんだ!」ってなセリフで、『その少年はどういう役者が演じてるんだろう?それ見て見よう』と思って見ていたら、けっこう面白い。
結局、『少年を探すこと』で話を引っ張っていて、やっと終盤に出てきました。なかなかいい感じです。
この作品、西洋人から見たバンコク情緒満載でけっこう良くできてる。途中、ニューハーフへのゲテモノ扱いが気にかかるが、まあ、もともと差別ネタ満載なので、まあいいでしょう。
西洋人のバンコクイメージで気になったのは、これはネットなんかでもそうなんだけど、残酷スプラッターネタを「バンコクだから」みたいなところ。
『BANGKOK』絡みでネット検索すると、多分、アメリカのサイトで、事故死体画像とか出てくる。どうもアメリカ視点だとそういうイメージあるみたい。ベトナム戦争時、タイが保養地になっていたことが関係しているのかどうなのか?
と、ここまで書いて、その少年を演じた俳優を検索したら、『ブロークバック・マウンテン』などの映画監督アン・リーの息子、メイソン・リーということです。台湾系じゃないですか。
写真はネットではそれらしいのが無いので、予告編からキャプチャーしました。
『ハングオーバー』1作目は見てません。だってオヤジが酔って馬鹿をやる話なんて見る気しませんもん。
1作目が上映時、チンコ丸出しだったという話も、興味無かったですが、この2作目もチンコ丸出しシーンが多くあり、TV放送なのでボカシになっていて、『ありゃ残念』と思ったのは事実です。
意外や意外、高度なカーアクションがテンション高かったです。終盤のタイポップらしいバンドも良かった(途中で止められちゃうんだけど)。次の放送時は録画しますわ。
さて、『ハングオーバー!!』で文が長くなっちゃいましたが、最近の筆者(fanta)のお気に入り映画は、『アイ・アム・キューブリック!』。
『2001年宇宙の旅』などの世界的映画監督、スタンリー・キューブリックに成りすまし、イギリスでせこい詐欺をやっていた実在の詐欺師をコメディにした映画が『アイ・アム・キューブリック!』。日本未公開、DVDで出てる。
何が面白いかと言うと、詐欺師を演じたジョン・マルコヴィッチのゲイ演技。また、ゲイバーなどにいる俳優のゲイ演技。
これね、確かに誇張はしてるんだけど、欧米の演劇界の懐の深さを感じますね。本当にゲイらしいところを上手く表現している。
これ昔の邦画なんかだと、2丁目から本物連れてきて、演技がまるっきしダメとか、逆に俳優がゲイを演じてもオカマ、オネエになっちゃうんだよな。まあ、ここらへんの表現の上手さですよ。『アイ・アム・キューブリック!』の優れたところは。
話自体は中途半端ですが、エピソードそれぞれが面白い。マルコヴィッチ演じる詐欺師をニイちゃん(イギリスでは有名人らしい)が逆にやりこめちゃうところなんて最高ですわ。買うか借りるか、fantaお勧めです。
写真はメイソン・リー。
ジョン・バリーばかり聞いている

2012/07/10 (Tue)

バンコク・某国旅行から帰って来て、忙しいということもあったのだけれども、スポーツセンターには行かずじまい。
このスポーツセンター(つまりジム)に行く行かないは、パターンがあって、行き始めると行く、止めると行かなくなる。
そのきっかけは「なんでもいいんだ」って精神科医は言っていましたね。
うつ期にこのパターンにはまると、パタッと行かれなくなっちゃう。今回のfantaの場合は、もちろん旅行及びその後の疲弊感ですよ。
それがまた先週から行き始めた。多分続くと思う。精神状態はまあ良くなってきてるんだと思う。
だってさ、うちに居る時、何してると思います? レコード聞いてるんですよ。
『レコード聞くのが何か?』と思うでしょう。ごもっともです。あのですね、うつの時は、面倒くさくってレコードなんてとてもじゃないと聞けないんですよ。
レコード棚からLP引っ張り出して、プレーヤーの上のお盆をどかして、スピーカー切り替えて、レコードをセットして、針を落として、片面ひっくり返してなんて、うつの時はできない。それが今できてるんだから、まあ、良くなってるんだと思う。
ジョン・バリーばかり聞いてますよ。
『ジャン・バリーって誰それ?』って思う人も多いでしょうけど、まあ、分かりやすいところで映画007シリーズの作曲家ですが、有名な『ジェームズ・ボンドのテーマ』自体の作曲はジョン・バリーではない。ジョン・バリーは編曲です。そのパンチの利いた編曲で大出世したという訳。2011年1月に77才で亡くなっている。
大衆的なヒット曲は、『007/ゴールドフィンガー』(64年)ぐらいしか思い当たりませんね。『野生のエルザ』(66年)他でアカデミー作曲賞などいろいろ賞は取ってるけど、一般的には『ああ、聞いたことある』程度じゃないでしょうか? まあ、マニア向けですよ。ああ、『死亡遊戯』が知られていると言えばそうかも。
とにかくfantaは中学時代からジョン・バリーが好きでね、ずーっと聞き続けて、買い続けてる。
何が良いのかと言うと、ダークな雄大さかな?
今日もすでにLPで持っていてCD-R焼きもしている『ブラックホール』のCDをアマゾンで買ってしまった。4千円ほど。高いのに・・。何故ならLP盤より20分長いという情報を耳にして、さらにはamazon-jp の「在庫1枚」(本当なのかどうか?)を目にして、ほぼ衝動買いですね。
スポーツセンターに話を戻します。ほぼ3ヶ月間、トレーニングしてなかった訳ですが、身体がその間、どうなったかと言うと、何と痩せてる。旅行行く前の66キロから、61キロに落ちた。単純にあまり食べないのと動かないので、脂肪と筋肉が同時に落ちてるんだと思う。初めてのパターンです。
案の定、ジムで以前持ち上げられてたウエイトが、持ち上げるのにきついきつい。筋肉が落ちてるのは明白。少しウエイトを落としてやり返し始めていますよ。以前はダイエットだったけど、今回は筋肉付けに集中できますね。
写真はここよりイメージです。本文とは関係ありません。
J・エドガー

2012/07/02 (Mon)

クリント・イーストウッド監督最新作品『J・エドガー』に対するモヤモヤした釈然としない印象の原因が、このダスティン・ランス・ブラックの脚本とクリント・イーストウッド監督とのミスマッチにあることを確信しました。
まず、映画『J・エドガー』について、この映画は、アメリカFBIを作り、50年近く長官として君臨したジョン・エドガー・フーヴァーの公私を描いている。
面白かったかどうかと問われれば、20代から老人になり死ぬまでのジョン・エドガー・フーヴァーを老けメイクで見事に演じきったレオナルド・ディカプリオが、面白くってしょうがないですね。
結局、この映画は何を言いたいかと言うと、なんだか分からない。結局”老人ゲイラブストーリーなのかどうなのか?
イーストウッド監督に、それをやりたかったのかと問うならば、「いや、俺は脚本に書いてあることをしっかり撮っただけだよ」と言うと思うんですよね。
つまり、脚本のダスティン・ランス・ブラックが偏向してるんですよ。ハッキリ言って。
ダスティン・ランス・ブラックは、この作品を”クローゼットゲイのラブストーリー”として書いてる。『ミルク』の脚本家ならさもありなんです。『ミルク』も主演は光ったが、内容は偏向したゲイリブ映画だと思いますからね。
じゃあ、その”クローゼットゲイのラブストーリー”が感動を呼ぶのかといえば、呼ばない。魅力も無い。
それは、監督がそこに魅力を感じていなかったからだと思う。
特典(ブルーレイで見た)で、「クリント・イーストウッドは、特に強調していない」ってなことを言ってる。
ダスティン・ランス・ブラックのWikiを読んで呆れたわ。なにが「近所の少年に慕情を感じて悩んだ」だ? 自分のセクシャリティを売り物にしてるとそのうち息詰まるよ。
まあ、想像するに、「フーヴァー長官は、ホモセクシャルである」という指摘が以前からあり、その人物の伝記の脚本を書くならゲイ映画の秀作を書いたダスティン・ランス・ブラックが適任であるということで、彼にお呼びがかかったのではないでしょうか?
つまり、お呼びをかけたのは、クリント・イーストウッド率いるマルパソ・プロダクションズであり、まあ、いかにもノンケらしいストレートな発想だなと思う次第です。
イーストウッドは昔からそういうところあるからね。「ゴー・ヘッド!」ってなところ。
追伸・ああ、「ノンケの会社でセクシャリティを売り物にして働いていたゲイ」は、自分自身でもあったなと、今、気がついた。写真は『J・エドガー』より、レオナルド・ディカプリオ。
怖かった話 後編

2012/06/29 (Fri)

前編からの続きです。
森林公園から20分ぐ、後ろからいきなり追突、救急車、救急病院、ここら辺、細かいこと言わない。話ごちゃごちゃしちゃうから。
ああ、救急車が現場に来て、「オカマ掘られたんですね?」と筆者(fanta)に救急隊員が訊くから、「後ろから追突されました」って言いなおしましたよ。
ゲイのfantaが「はい、オカマ掘られました」ってシャレにならんわ。
まあ、とにかく、救急医療施設がある病院。後ろから真っ直ぐに追突だから、首、背中、頸椎。
実はfantaは、だいぶ前に頸椎の手術をして、首に人工の骨が5本入ってる。それに異常が起きたら大変なんでね、それを救急隊員に伝えて病院着いたとたん、MRIだったかCTスキャンだったか、すぐにマシンに服を着たまま横になって検査。
fanta自身も興奮状態だったから、ここら辺、あまり覚えていないんだけど、すぐにフィルムが出来上がって、診察室へ。
診察室には若い男性医師。30才ぐらいか? fantaと一緒にフィルムを見ながら、
「確かに手術してますね。手術以外は特に問題ないみたいですね」ってな会話。
手術の個所は、この医師よりfantaのほうが詳しい。ハッキリ写ってはいないが、人工の骨は折れてはいないみたいだ。
fantaの人工の骨は、普通の人のとがった頸椎(首のところ普通の人はとがっているでしょ)とは違って、1本1本が横に真っ直ぐ縦に5本並んでる。
「これがバンバーの役目をしたのかもしれませんね」ってなことを医師が言う。
『そうかもしれないな・・』などと思ってると、fantaの足元にポトリとレーズンみたいな黒いモノが落ちた。医師とfantaの間、病院のスリッパを履いているfantaの左右の足の間だ。
「これ何ですか?」とfanta。
「ゴミじゃないですか?」と医師。
身をかがめて、そのレーズンみたいなモノを触ってみた。触った感触は、縮みあがった金玉のちょっとゴワゴワした人肌のような感じ・・・。
触って3秒ぐらいしてからか? そのレーズンから角が突き出して、ナメクジのように動き出すではないの!?
「ヒルだ!」と半ば叫んで、『このヒルはfantaの身体から落ちてきたのは間違いない!』と思い、「先生!すいません!ちょっと全部脱ぎますから、身体にヒルが付いてないかどうか見てください!」とすぐに脱ぎ始めた。
森林公園で露出の後なんで、『あっ!パンツ履いてないや』と思ったが、ヒルが身体についていたらたまらん。
「パンツ履いてませんので・・」と言って、上下脱いだ。
タマの裏とか、ケツの間とかも見てもらう。「大丈夫ですよ」と医師。
それまで、若い看護婦さんが居たことに気付かなかったが、その若い看護婦さんが、「靴下も脱いだ方がいいんじゃないですか?」と言う。
『そりゃそうだ』と思い、左の靴下を脱いだ・・・。
足先から踵にかけて、黒いモノがビッシリと・・・。
「うわぁーーーー!!」っと、これでもかという叫び声あげましたよ。
慌てて足を思いっきり振って、2,3匹のヒルが、診察室のどっかに飛んでった。
何事か!?と、別室で待機していた救急隊員3人も診察室に入って来た。
当然、右足の靴下も脱がなきゃいけないね。左足にヒルを残したまま、右足の靴下も脱いだ。
右足には、黒いヒルがペッタリと4匹ぐらいいました。足からは血も出ていて、ヒルの黒と血の赤で両足染まってる。
右足の時は、叫ばず、ボーゼンとして、「こりゃ、ホラー映画だな・・」と宙を見てつぶやきました。
確か医師が、「どうしたらいいんだ?」ってなことを言ったと思う。
fantaは素っ裸で、「某国では確か、何とかの葉っぱをつければいいんです」ってなことを言う。
医師は、「何とかの葉っぱなんて無いから・・」と言うと、救急隊員が、「塩だ!塩!」と言う。
若い看護婦さんが気丈にも、塩水の入ったビニール袋を持って、ピンセットで、fantaの両足のヒルを1匹1匹と、診察室に飛んだ数匹を摘まんでビニール袋へ。1匹なんてfantaの血で丸々と太って、大きめの百円ライターぐらいの大きさになってたね。全部で8匹以上だと思います。
笑えるのは、診察室に散らばった、数匹のヒルが全部、医師の方に向かって行っていたこと。
「**さん!一体これはどこで??」と医師が訊くので、「いやあ、公園ですよ、あそこの・・」とfanta。
「公園って・・、こんなの子供が遊ぶ公園で・・?」と医師。
「蚊と同じですよ。人の匂いで寄ってくるんです」(正確には動物の吐く二酸化炭素)とfanta。
「初めて見ましたよ」と医師。
「分からなかったんですか?」と医師。すると救急隊員が、「分からない。麻酔作用があるから」ってなことを言う。
fantaのヒルは、お陰様で全部とれたけど、足は血だらけです。診察室の洗面台で素っ裸のまま足洗い。看護婦さんにバンソコウ付けてもらった。「靴下捨てちゃってください」と言いました。
まあ、『怖かった』ってのは、この一連のホラー的な展開のことなんですけど、思いもよらず、男4人と女1人の前でfantaだけ素っ裸という露出体験もしたという、ホラー映画にありがちな、安っぽい色気(?)もあったというオチですかね?
ああ、最初にfantaの目の前にポタリと落ちたヒルは、fantaの右手に付いていたヤツ。後から右手、血が出てましたから。気がつかなかったんですよ。ヒルの麻酔作用といろいろあって。
この話ね、本当にゾーっとするのは、もしfantaの車が追突されずに、そのままうちに帰ってたら、fantaは、うちの中でも靴下ですから、寝るまで靴下履きっぱなしで、ベッドに上がって、寝る前にひとりで靴下を脱ぐ・・・。その時の自分を想像すると本当に恐ろしい。
あとで、調べましたよ。あの地域はヤマビルで社会問題になってるところ。住宅の庭に出るらしいです。
写真はイメージです。本文と関係ありません。
怖かった話 前編

2012/06/27 (Wed)

ちなみに自動車事故は筆者(fanta)が運転し、信号待ちで停まっていたところに後ろからガッツーンと追突され、fantaは救急車に生まれて初めて乗ったってなことで、fantaには全く過失が無く、医療代も車の修理費も全部向こう持ち。
話の本題はそこ(自動車事故)じゃないんですよ。この日(自動車事故に遭った日)は、3つぐらいの話が並行していて、全部言うと長くなるので、1つだけに絞ります。
ただ、この3つぐらいの話は互いに絡み合っているので、別の話がちょこちょこと入ってくるけどご容赦ください。
『怖かった話』はこの事故じゃないんです。怪我は肩こりぐらいで済んだ。車はバンバー、ペシャンコなったけど(直した)。
この日はシトシトと雨が降っていた。プールに行こうとプールに着いたが、ネットで休館日をチェックし忘れで、休みだった。
せっかく今日はカメラを持ってるんだから、そのままひとけの無いところに行って、セルフ写真でも撮ろうかと、森林公園の方へ。
『前に撮った場所でいいところあったなぁ・・』とその場所を車でグルグル探すが、なかなか見つからない。
ふと見ると、狭い坂道で、道路に丸い滑りどめがまぶされている道、『狭い道だがしっかりしてるのでどっかに出るだろう』と、その狭い坂道に入って、登って行きました。
道路は舗装されてるが、普通自動車が通るのにギリギリ。左は山の崖(ブロックの壁だったような・・)、右は腰の高さぐらい白いガードレール。
ガードレールの向こうは、ほぼ垂直の下への崖(ビル4階分ぐらいではなかろうか)。左右には側溝がある。
つまり車体ギリギリでちょっとでもハンドル操作を誤れば、側溝にタイヤが落ちて身動きできなくなる。
『まあなんとかここを切り抜ければ、開けたところに出るだろう』と思い、慎重に坂道を上がっていく。この時点では怖いとは思わない。どちらかと言うと戦闘態勢の心理ですね。
ゾー!としたのはその後、坂道を上がり切ったところで、その先に道が無い。その先は、リンゴだか栗だかみかん(聞いたことないが)そんなような木が生えている林だ。
途方に暮れましたよね。車運転する人なら分かるでしょうが、行きに坂道を側溝に落ちないようにギリギリで上がって来て、Uターン出来ず、このまま、バックで下り坂を戻ることがいかに困難であることか。
車、運転しない人にも分かるように、詳しく言うと、まず下り坂のバックでは、「側溝が見えない」、「バックはハンドル操作で方向の微調整が大変難しい」んですよ。
大抵こういう場所にはUターンのスペースがあるんだけど、ここには無かった。
どうしたと思います。開き直りましたよ。
『すぐになんとかしようとしたら側溝に落ちて最悪の結果になる』と思いましたね。
じゃあ、せっかくだから、ここで降りて、写真撮ろうと思いましたよ。
丁度、はるか下の道の水銀灯がこの坂の上まで照らしてる。デジカメの夜間モードでギリギリ写る明るさだ。
坂道に車しっかり停めたまま、車の中で服全部脱いで、裸足になって、運転席側のドアを開けた。
足元は側溝、右は腰までのガードレール、その先は垂直の崖だわ。これは怖かったですね。高所の怖さですね。一歩間違えれば素っ裸のまま落ちる。
裸でカメラだけ持って、落ちないようにガードレールに体重預けて、車の前に出て、カメラを車のフロントに置いて、タイマーで2枚写真撮りました。
3枚目を撮ろうとした瞬間、ふと見ると3mぐらい先、車の左前方1mくらいのところに、石塔があるじゃないの。あとで調べましたが、石塔とは供養塔、お墓、奈良時代、鎌倉時代からあるらしい。
いずれにしても、「ヒッ!」って感じですよ。怖い状況の中ギリギリの事やってるところに、『これはバチあたりかも』な状態で、『さっさと退散すべし』と思わされましたね。
すぐに車に戻って服を着る。と言ってバックは出来ないから、冷静に考える・・・。
『あそこの少しのスペースまで前進し、あの木のところまで少しバックして、ハンドル切り返して、別の木のところまで・・』とか、微妙なUターンの計算をしましたね。石塔に絶対に当たらないように・・。
ちょこちょこちょこちょこと車を動かして、やっと、下り坂に向けて車を前方にすることができた。
あとは、側溝に落ちないよう下り坂を降りるだけ。
バックと前進じゃ全然違いますよ。側溝は見えるし、ハンドルの微調整も効く。
細い坂道を脱出して、普通の道路に出た。誉めてやりましたよ、自分の車を、「よくやった!」って、声に出したと思う。
さて、この20分後に、追突、救急車、救急病院。
「うわっーーーーー!」と、病院中に聞こえるような大声を出すことになったのは、この後なんです。これまで話したことが完全に関係してるんです。
それが、この話のメインなんですが、思いがけず長くなりましたので、後半に続きます。
写真は全く本文とは関係ありません。イメージですが林はこんな感じで、fantaも数分間はこんな感じだったのは確かですね。。
空港で麻薬で引っかかり”そう”になった

2012/06/16 (Sat)

成田の税関で、「この荷物に麻薬犬が反応しましたので調べます」と言われて、「はい」と言った途端、別の係員が、「申し訳ありません。誤解でした」と言う。
いや、筆者(fanta)はさ、取調室に入って、素っ裸にされるのかと思って、ワクワクしたんですよ、一瞬。そのワクワク感も1分ぐらいで、取り消されちゃって、『なんだ・・残念だなぁ・・』と心底思いましたね。それだけの話。
また、誤解の無いように、さらに申し上げておきますと、fantaは麻薬など運んでおりません、持っておりません。
ただ、本当に麻薬犬が反応したというのであれば、思い当たることはある。
先日のバンコクと某国の10日ほどの旅行、某国では2日間、過去に行っていなかった自然の場所を観光した。
”グレイトネイチャー”みたいな大自然の場所で、現地ガイドと歩いたりしたりした。客はfantaとアメリカ人の若い女性の2人だけ。
道っ端にズラッとマリファナが自然に生えてる。もともと某国はそういうところだから、べつにfantaは驚かない。
ガイドのにいちゃんが、マリファナをちぎって、我々に見せ、「これは何とかで、質が悪いんだ」ってなことを言う。
「マリファナだろ?それ?」とfanta。にいちゃんはちぎった葉っぱと実をfantaに手渡す。
「やったことあんのか?」とにいちゃん。「20年前な」と答える。
「どうだった?」とにいちゃんが訊くので、「アイ・クドゥント・コントロール・マイ・スィンキング(考えがコントロールできなくなった)」と答えた。
で、fantaの手に持った葉を「ガンジャ!(大麻の隠語)」と言って捨てたね。アメリカン女性が、「そうだよねー」って感じで頷く。
まあ、その時に、fantaの手は洗わずに小さなリュックに触ったりしましたから、マリファナの匂いがリュックに付いたとしてもおかしくない。
その匂いを4日後ぐらいに、成田の麻薬犬が嗅ぎ分けたって言うんなら、そりゃ優秀ですよ。誉めてあげたらよろしいです。
今回のバンコク・某国10日間では、一切税関引っかからなかったですね。バンコクでも某国でも。この最終日、日本帰国の成田空港を除いて・・。
成田はいつもそうなのか、税関のテーブルを通らないと出られないような感じだ。
女性の税関員でしたね。その前のテーブルに、手荷物と、大きなリュックを置いて、パスポートを見せる。
「バンコクからですね」、「はい」とfanta。
そしたら、すぐでしたよ。男性税関員が、右横から来て、fantaに聞こえるようなささやき声で(ここがミソだと思うんですよね)、
「麻薬犬がこのリュックに反応したんで、検査室に案内するように」って言う。
女性税関員は、すぐにfantaに、「麻薬犬が反応したんで検査室へご案内します」と言う。
fanta麻薬なんて、持ってないですから、全然平気ですよ。
『こりゃ露出冥利に尽きるわ・・素っ裸でしょ?』とワクワクしたよ。
「はい!」って答えました。
そしたら、すぐでしたよ。左横から違う男性税関員がfantaのところに来て、耳打ちするように「勘違いでした。申し訳ございません」と言う。
『ちょっと待ってよ』と思ったね。「調べましょうよ!」ってハッキリ男性税関員に言ったが、「いや、そうおっしゃらずに」だって。
「なんだぁ・・調べて欲しいんだけどなぁ・・」って言ったような黙ってたか・・。少なくとも気持ちはそうだよ。
まあ、これだけの話なんですけど、どうもね、カマかけられたような気がするね。
某国は大麻で有名だし、そこから帰って来た乗客・・。わざと聞こえるように「麻薬犬が反応」、それで対象者(fanta)の表情とか反応をどっかで見てたんじゃないの?
ところがfantaの反応は、無反応。反応したとしてもプレジャー(喜び)ですからね。『こりゃダメだ』とすぐに「勘違いでした」となったんじゃないの?
それにしても「麻薬犬」から「勘違い」まで短すぎですよ。もうちょっと妄想させて欲しかったよねー。半勃起ぐらいはさせて欲しかったね。
まあ、一番いいのは検査室で隅々まで検査して欲しかったわ。なかなか出来る体験じゃないんだから。
何も出なくても怒りませんって。リュックを麻薬犬に嗅いでもらって、反応したら「偉いねー」って誉めてあげて、素っ裸で麻薬犬と写真撮るよ。まあ、そこまでさせてくれるとは思わんけどね。
写真はイメージです。本文と関係ありません。
『男性性器を食べるイベント』の続報

2012/06/08 (Fri)

公式サイトは、これ「HAM CYBELE OFFICIAL REPORT」です。
まずちょっと、分かりにくいので、全く関係ないfantaが下記のように大枠を説明します。
無性になりたいらしき理由で、自分で胸を溶かし、島根らしき病院で男性性器(陰茎、睾丸、陰のう)を切り取ったエイチシーさんという(性器切除当時22才の)画家が、先月5月13日に、まだ鮮度のある(切除は4月という情報があります)男性性器(陰茎、睾丸、陰のう)を、イベント参加者に自分で調理して、ふるまったというイベントがありました。
阿佐ヶ谷ロフトでのイベント参加者は70人程度で、そのうち性器を食べたのは5人。その前にトークショーが行われたようです。このイベントは、すぐさま、ネット上に広がり、食べた人のブログレポートとかもあり、食品衛生法がらみで保健所が動いてそれをTVのニュースでやったもんだから、当サイト含め、増大な記事ができて、海外にもニュースが伝わったと・・。

上記の公式サイトは、そのトークショーの内容の詳細と、主催者(?)からの『イベントを取り上げた非公式の記事』へ軽く批判が述べられています。
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では、公式サイトを読んだ、感想ですが、まず申し訳ないですが、先に苦言を言います。
公式であるならば、公式であるべき立場から、言葉を発するべきで、いきなり、上記の公式サイトを読んだ人は何だか分からんでしょうよ。
まあ、”作成途中”だってことで、目をつむりますが、一体、誰が、いつ、どこで、何のために、そのサイトを発表してるの?
インターネット初期にありがちな、自分本位の(自分だけ分かればよい)といったサイトに見えます。
察するに、性器提供者のエイチシーさんが行ったことが、正確に伝わっていないので、自ら”公式”を作り、その中で、自らの主張を述べられたと・・。そういうことで、よろしいですかね?
では、何故、エイチシーさんがおっしゃる”ゴシップ的な内容”(つまり性器を食べる)についてキチンと述べられないのでしょうか? ”作成途中”ってこと? それとも、そんなこと(つまり性器を食べる)は、”私の芸術とは関係ない”ってことでしょうか?
まあ、いいですわ。fantaの感想を述べます。上記を含め、『青いな・・』と思いました。20代前半なら、さもありなんです。
ゴシップ的取り上げ方をされるのは、至極当然。あって当たり前であって、それに対して、ブラックジョークであろうがなんであろうが、『公式な謝罪』や『訴訟の相談』などするということであるならば(公式サイトのリンクの説明より)、まず、ご自分の立場を明確にすべきでしょう。
『東京別視点ガイド』さんは、少なくとも2万円払った客ですよ。なんの事実誤認や名誉毀損があるのか知らんが、第3者から見ると公式を読みやすくしただけのように思えますが・・。
あの人肉食(あえてこの表現をします)イベントにおいて、エイチシーさん自身は、一体どういう立場なのか?
性を象徴する性器を切り取った理由は分かったよ。 じゃあ、なんで食べさせるの? 何故? なんで?
fantaは前の項において、「これは究極の露出プレイだ」と評した。これはfantaがそう感じたんであって、実際は違うかもしれない。 じゃあ、なに? エイチシーさんが書いたと思われる文からは、”金のため”としか受け取れないんですけど・・。
肝心の人肉食については、全くと言ってよいほど触れられていませんから・・。
だったら、ゴシップ記事が蔓延してしかるべきでしょうよ。
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エイチシーさんの描かれている絵は、fantaはちょっとすいません、分からないです。
エイチシーさんとルームシェアしてるノンケの男性の漫画は面白かったです(いただいてまいりました)。『白黒とグレー』より。
写真は、公式サイトがわざわざリンク先のウェブの写真を編集して画像として載せてるエイチシーさんと思われる写真。ご本人が多分、気に入っていると思われるので、こちらでも率先していただいてまいりました。イケメン(この言葉好きじゃないですが・・)だね。タイプだね。ああ、チンコ、もったいねぇ・・・。
夢の話 『ビール缶に札束が入ってた』

2012/06/07 (Thu)

単に筆者(fanta)の日記、夢の記録です。
今朝、こんな夢を見た。
ビール缶(クチャクチャのヤツ)を飲みほして(ちなみにfantaは酒は飲まない)、缶をグニャリとちぎると、中から綺麗に折り曲げられた札束が出てきた。『二百万円はある』、と瞬間思う自分。
『これはヒデが自分にプレゼントしたモノだ』と思い込んでる自分。
ちなみに現実の話として、何故『ヒデ』なのかと言うと、昨日、昔のゲイ雑誌『薔薇族』を引っ張り出す用事があり、そこに書いてあったfantaの友人のヒデの文を見たからに間違いない。
夢の中では、とにかく、この札束が幾らあるのか、人目に付かないように数えなければならないと思い、ビール缶からズッシリと札束を引き出し、それを手の中に隠しながら、札を数える場所を探す自分。
なんか旅館のようなところで(ハッテン旅館?)、どの部屋も寝起きみたいな感じで、人がゴロゴロしている。どうもみんな自分の知り合いらしい。全員ゲイ?(と自分は思い込んでる)。
唯一、人がひとりしかいない部屋は、8畳ぐらいのバーみたいなところだが、そこにいるひとりが、ホースで水をビチャビチャと天井から撒き散らし、とてもじゃないが落ち着ける場所では無い。
『よし、自分の車に行って、その中で数えよう・・』と思い、外へ・・。外は昼日向。
車が20台くらい停められるような、庭先の駐車場へ向かい、庭の細い砂利道を歩く自分。他にも車が停まっている。
『車で数えても廻りから見えるな・・』と思った頃、目が覚めた。
夢の中では、『二百万』とか思ってるが、あの札束のボリュームは、目が覚めて思い起こすと、三百万は軽くあるね。あの夢の中の感触は、間違いなく万札・・。
さて、この夢は何か暗示してるんですかね? 分かる人いたら教えてほしい。
現実に金をGETするのか、LOSTするのか? GETすりゃあ、いいんだけども、
金欲しいから。
何故ヒデなのかは(笑)だけど。 ひょっとして、ヒデ、今、大金持ちなのか? 3年ぐらい連絡取ってないな。
写真は、Gay Teen Studioより。イメージです。本文とは関係ありません。
『男性性器を食すイベント』で思ったこと

2012/06/02 (Sat)

昨日のTVのニュースで、「人体の一部を食べるイベントが、東京阿佐ヶ谷であり、保健所が調査に入った」というニュースをやっていた。
『一体これは何のことだろう』とさっそくネットで調べました。
まとめると、人体の一部とは、男性性器のことで、島根の病院で自分の男性性器を切り取った男性が、それを料理してイベント参加者に食べさせるイベントにご自分で企画参加、出演したらしい。
ネットの情報によると、6月3日に、この企画した男性(エイチシー氏)は、警察の事情聴取を受けるとのことだが、それで話が展開するかもしれないが、当『ファンタサイケダイアリー』では、この一連の第1報の内容で感想を述べてしまいます。
「法的に問題あり」といった意見が出たため、このイベントに関して書いたブログなどが自主的に削除されているところが多いようですが、まだあるなら、当事者ではないが当事者のブログの写しということで、ここが写真など詳しい。
また上記のブログの大元になった当事者(食べた人)のブログは、これです(魚拓のURLアドレスをクリックです)。
そのイベントの告知は下記のようです。
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5月13日(日)
「Ham Cybele~世紀喫食会~」
性器を食す世紀のイベント。
【出演】エイチシー
【司会】マーガレット
【ゲスト】円奴、紅葉
【ブース】モダンフリークス
OPEN/START 18:30
前売¥4,000/当日¥4,500(共に飲食代別)
【VIPシート】¥20,000
【会場】 阿佐ヶ谷ロフトA
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まず、ちょっと、本題に入る前に、司会のドラァグクイーンのマーガレットってのは、筆者(fanta)の昔の友人、小倉東のことなら、こりゃびっくらだが、イベント後の報告にはマーガレットらしき人物は見当たらないし、司会も別の方の名前になってる。まあ、そりゃ、どうでもいいわ。
とにかく、まずfantaが感じたことは、”大いにソソられた”ですよ。報告の文章読んでて勃起しましたね。これは何よりも、男性性器提供者のエイチシー氏が、写真を見る限り、fantaのタイプっぽいからです。
タイプの男のチンコを食べられるものなら食べてみたいわ。これが率直な感想。この情報を事前に知っていて、エイチシー氏がfantaのタイプだとハッキリしてれば、2万円払ってたね。
そして、これは究極の”露出”だと思いましたよ。それこそエキシビション(exhibition)。exhibitionには、風俗的には『露出プレイ』、一般としては、『展示会、公開』の意味がある。
露出してるのは、エイチシー氏自身。自分の性器を会場の人たちに見せる以上に、食べさせるんだから。
そして、食べた人(5名とのこと)は、エイチシー氏の性器をまじまじと見て、それを口に入れて、食べて、その人の身体の一部にしてしまうんですから。エイチシー氏を”飲み込んでしまう”ということですよ。
”カニバリズム”との論評が多くありますが、fantaはこれを究極の”露出プレイ”と捉えました。
今回の第1報で、得られなかった情報としては、何故、島根らしき病院で、エイチシーさんの性器を切り取ることができたのか? 話によると”性同一性障害”だとはハッキリうたっていません。
また、その切り取られた性器が、いつのモノなのか(つまり鮮度)がハッキリ分からなかったことです。
今後分かってくるかもしれませんね。ただ、このイベント自体には事件性は多分無いと思われるので、これ以上の話は出てこないかもしれませんね。
・追記 エイチシー氏のツイッターによると、美容整形手術で性器を切り取ったとのことだが、医療行為としてそのようなことが可能なのかどうか、fantaとしては不思議に感じます。あと、イベント自体は、エイチシー氏が企画したモノではなく、エイチシー氏は10万円で出演したとのことです(あくまでもツイッターを読む限り)。
いろいろ奥が深い(というかセンセーショナルな)事ですので、まだ何か出てくるかもしれませんね。海外メディアからも取材を受けてるとのこと。
写真は、『(cache) 東京別視点ガイド : 食べログには絶対載せられないグルメレポ!人間の男性器を「性器喫食会」で食べてきました。』より。シェフの格好をして、自分の性器を調理するエイチシー氏とのことです。