スウェーデン その2 ストックホルムの街.
2013/01/20 (Sun)
駅近くの商店街 |
商店街にある裸像(確か市民ホール前) |
■■■■ ストックホルム ■■■■
スウェーデンの首都で人口は約71万人。街のほぼ3分の1が緑地で、公園が至る所に広がっています。湖の上に位置する14の島から成りたっている。自然と人間、古い伝統と新しい息吹が優雅に調和している街。以上のような表現がたいていのガイドブックには書いてあります。
しかし筆者が実際に行った印象はちょっと違う。
意外だったのは街の雰囲気。スウェーデンの街なんて、きれいでお洒落で落ち着いていてなんてイメージがあるじゃないですか? 全然違う。ガチャガチャしていてうるさいうるさい。
「ここは上野だワ」と思いましたね。じゃなければ大阪の難波。そこにディズニーランドのシンデレラ城を何本かぶっさしたような街(凄い表現!)。
ストックホルムにもファーストフード定食屋のケバブ(KEBAB)がありましたが、ヘルシンキよりも年期が入った印象で、こっちの方が先行していたものと思われます。ケバブに限らず、ケーキやコーヒーなど軽食を含め、とにかく食べ物はまったりと濃い。このストックホルムの食べ物が海外でいちばん美味いと思いました。
1月は日が短く午後4時頃になるとまるで夜です。とにかく暗い時間が長いので、感覚の切り替えにちょっと苦労しました。裏通りなどの閑散とした夜道を低学年ぐらいの子が歩いたりしてると、つい日本の感覚で危なっかしいなぁと思ってしまいましたが、まだ3時半頃だったりするわけです。
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現在(2013年)から思い起こして。
この時は、フィンランドの後の旅行でしたから、まずストックホルムのアーランド空港で、「ホテル案内所」が無いってのがショックで、その後、電車で30分ぐらいでしょうか?駅に着いて、駅の案内所がクローズ。駅は昭和の上野ですね。人々も田舎っぽくて正直、ダサい。ごろ寝してる人も多く、だいぶ怖かったのが本音。
そこらへんからホテルへは次のエピソードで書いてありますが、とにかく上野ってのはけっこう的を射た表現ですよ。
ケバブってのは後で知りましたが、アラブ料理らしくて、北欧の料理ってことでは無いようです。食べ物は確かに上手かった。これは、筆者(fanta)が知っている限り、世界一です。
駅からの商店街は、確かアーケードのようになっていて、これも東京で言えば錦糸町、商店街界隈の看板なんかは、あくまでもアルファベットですから、60年代から70年代初めの頃のアメリカ映画に出てくる商店の風景に見えました(2002年時点ね)。
今、当時の原稿を読み返して、喫茶店でエスプレッソを飲んだのを思い出した。カウンターでぎゅうぎゅう詰めになっての喫煙。当時は喫煙はうるさく無かったですから(今は知りません)。
英語でお店のおばちゃんに何か訊いたら(何を訊いたか忘れたけど大したことじゃない)、訊こうとしてfantaが口を開けようとしたら、そのおばちゃん、「ちょっと、ちょっと」と娘らしき若い女の子を奥から引っ張り出してきた。その女の子と話が通じ事なきを得たが、『年輩だと英語が分からないんだ』とfantaは思いましたね。
写真は、ストックホルム。fantaが撮りました。
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